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国語辞典シリーズ①【排泄】

小学生の頃に使っていた国語辞典が出てきた。
ふと思いつく。ランダムに開いたページの、最初に目に付いた言葉で、ショートエッセイを書いたら面白そうだな。
そんな気まぐれのシリーズです。
なるべく定期的に投稿できるように頑張ります。


①【排泄】
まさか記念すべき第1回目がこの言葉になるとは思いもよらなかった。
いや、もっとびっくりしたのは、全く同じタイミングで膀胱炎にかかってしまったことである。

引き寄せの法則とはよく言ったもので、きっと無意識に【排泄】に関連した事象を引き寄せていたんだろうなと思う。あまり引き寄せたくない言葉だ。できればお金とか、お金とか、お金とかが良かったなぁ、なんて、そんなこと思ってないよ。

膀胱炎に罹るのは、残念ながらこれが初めてではない。数年前に初めて罹り、医師からは「繰り返しやすい病気なので気をつけてください」と言われていた。あの独特な刺すような痛みや残尿感は、できればもう二度と味わいたくなかったのだが、忘れたころに、再発してしまったのだ。
あんまりおしっこを我慢していた自覚はないのだが、仕事柄しょっちゅうトイレには行けないし、無意識に我慢するようになってしまっていたのだろうか。はたまた、あの時シャワー浴びないまま勢いでやっちゃったのが良くなかったのかなとか、色々考えてしまった。(多分タイミング的に今回の原因はこっち。あぁお恥ずかしい…)
調べると、女性は一生に一度は罹ると言われている病気らしく、尿道が短いからバイ菌が膀胱まで到達しやすいがためらしい。神よなぜそんな設計にしたのだ…もうちょっとなんとかならんかったのか…。

とまあ色々考えていても症状は悪くなるばかりなので、さっさと病院に行って抗生剤をいただいてきた。最初は濁った麦茶みたいな衝撃的な色のおしっこが出ていたので、もしかしたら腎臓のほうまでヤバいんじゃ…?と不安だったが、3日目くらいには痛みや血尿は完全に無くなり、痒さが残ったが、それも1週間経つころには良くなった。薬ってすごいな。
こんなことがあったので、神経質なくらいトイレにはしょっちゅう行くようにしているし、お風呂ではしっかり洗うようにしているが、なにやら洗いすぎも常在菌を落としてしまうから逆に良くないとのこと。管理難しすぎだろマジで。

総括すると、何も問題なく排泄ができるというのは、本当に本当に有難いことだということ。
忙しい時なんかは排泄がめんどくさいとまで思ってしまう私たち人間のなんと愚かなことか。
今回はおしっこについて言及したが、うんちも同じ。そろそろ溜まってきたよ〜というところでちゃんとトイレに行きたくなり、出し終わりはちゃんと切れてくれる。当たり前のようだが、これは筋肉や神経が絶妙な具合で動いているからであって、奇跡なのである。
そしてどこか不具合が発生した場合は、痛みを出したり血を混じらせたり、便秘になったり下痢になったりして、ちゃんと気づかせてくれる。まあ理想はこういう症状が出る前に生活習慣を見直すことなのだが。

ちゃんと身体を労わろう。そう思いつつ、夜中の2時くらいまで布団の中でスマホをいじってしまう烏である。
いい加減にしなさい。
あとちゃんとシャワーを浴びてからラブラブしなさい。

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