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おじいちゃん

90代後半に差し掛かろうとしていた祖父が亡くなった。

やはり高齢になればなるほど1つ病気をするとガタガタガタと崩れるように色んな症状が出てくる。頭と足腰はしっかりしていたので100歳まで生きれるんじゃ?なんて思ってた。

本来なら毎日でもお見舞いに行って顔を見る事ができたのにコロナのせいで面会謝絶。
亡くなる前日に病院から「会っておきますか?」と連絡を頂き30分だけ顔を見ることができたけど意識なく苦しそうだった。

面会して顔を見るまで頑張れなんて思っていたけど苦しそうな祖父を目の当たりにすると頑張れって思えない。思うように会えなくて思う事は多々あるけれど看取れたので良かった。

うまく言えないけれど意識なかったし耳の遠い祖父やけど最期1人じゃなかったって感じれてたらいいな。お婆ちゃんとしっかり会えたかな。

ジジ孝行できなかったなって思ってたけど施設の方が「お孫さんの事が本当に可愛くて可愛くて仕方がなかったみたいでどんな仕事してるのかとかお孫さんの事をたくさん話されてましたよ」って教えて貰って 落ち込んで仕方なかった私はあぁ私の存在そのものがジジ孝行だわってポジティブに考える事にした。あながち間違ってはないと思う。思いたい。

お爺ちゃんありがとう。

未だに遺影が目に入る度 何で祖父の写真が遺影になってるのか不思議になる。




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