頭部入力デバイスを作ってみる その3

市場調査


最近はIoT機器やOSが進化してきたおかげで、福祉機器と銘打った物でなくても、ある程度いろんな人が使えるような機器が、市場にたくさん出てきている。
全く同じではないが、TrackerProのように頭部や腕の動きで操作出来るようなデバイスも普通に売っている。
たとえばジャイロマウス。Nintendo Switchのコントローラーのようなもので、PCにつなげればジャイロでマウスカーソルを操作できる。

この辺りはデバイスとして普通に市販されているので、使ってみても面白い。どちらも仕事で使ったことがあるのだが、SANWA SUPPLYのものなどは結構軽かった。

一般には"空中マウス"というジャンルで販売されているようだ。
ジャイロのものだと、おおよそ¥7000~¥15000ぐらい。


ほかにも、福祉機器として開発されているものとしては、こんなものもある。中国のメーカーのもので、口にくわえているのが、おそらく右クリックのスイッチ。(カーソル入力のON/OFFかもしれないが。)
ほかにも様々な入力スイッチもが展開されており、各種販売されている。
価格はGlassOuse V1.2のユニットのみで$499.00。
接続するスイッチのモノラルジャックは福祉機器の規格なので、同じコネクタなら、他メーカーの好みのスイッチを接続しても動くはずです。

ほかにも、国内ではテクノツールさんが取り扱っているこんなものもある。
ジャイロでの動作で、こちらはカチューシャ型のバンドにユニットを装着する。クリックはGlassOuseと同様にモノラルフォンジャックのボタンを接続するか、Point-N-Clickというソフトを使うらしい。このソフトが専用に開発されたものなのか、サードパーティーのものなのかはよくわからないが、このソフトを使うのであれば、OSを選ぶ可能性があるのと、定期的にメンテの入っているものでないと、OSのアップグレード時に使えなくなるなどの可能性もある。価格はZono本体とヘッドマウントキットのセットで、税抜き100,000円



他にも、丁度同時期に同じことをしていた人がいるようで。。
個人作成だとこんなのもあった。


福祉機器の用途に絞ってしまえば、究極はひとりひとりに合わせる。というところにつきてしまうので、市場調査自体あまり意味のない行為かもしれないが。。
既にあるものの劣化版は作りたくないので、一応いろいろ見ておいた。

やはり主流はジャイロっぽい。


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