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頭部入力デバイスを作ってみる その1

背景


私の奥さんは福祉機器の会社に勤めている。ある日奥さんから、"AbleNetのTrackerProが生産停止になるらしいよ。"と聞いた。

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コレである。

頭や手など、その人の動かしやすいところにマーカーを貼って、そのマーカーの動きをマウス入力に変換するものだ。こういう機器にしては珍しく、Appleの公式ストアでも取り扱いがあった製品だった。実は、こういう製品が廃盤になるとか、取り扱いメーカーが変わるとかいうのは、割とよく聞く話である。需要は高いが数が売れるものではないので、どこのメーカーも手放したいのだろうと思う。
“数は少ないかもしれないけど、これを必要としていた人は困るだろうなぁ。”という話をした。

あと、個人的にM5Stackというシリーズの機器にハマっており、動作検証もかねて何か作りたいなと、丁度思っていたところだった。どうせ作るなら、もしうまくいった時に何か役に立つようなものがいいよね。ってことで、コロナの影響もあり、自宅にこもりっきりなので軽い気持ちで作り始めた。

最初はコロナに対して直接的に何かできないかと考えたが、自分のスキルセットや、やりたいことと照らし合わせると、いいものが思い浮かばなかったし、そのうち、"別にコロナに対して直接的に何かするわけじゃなくても、自宅にいる時間を使って何かできるなら、何でもいいよね?"と考えるに至った。こういうのでもいいよね?

考えたことや調査内容などはここに、技術的な内容はQiitaに書いていく予定です。


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