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牛ごぼう。

冷凍庫に半端な牛肉を見つけたので、
家の人が墓参りの帰りに、千葉のスーパーで買ってきたごぼうと合わせることにした。
東京のスーパーと比べると、千葉のスーパーのモノは新鮮で安くて味がいい。鮮度がいいぶん日持ちが違う。産地が近いということはそういうことなのだな。
それを海外から持って来なくてはならない日本の情けなさである。
いいニュースを聞かない。
さておき、鷹の爪と牛肉をごま油で炒めて、薄切りしたごぼうを加えて、酒をちょっとまわしかけた。思ったより肉があったので、ピーマンの千切りも入れた。
あとは味付けだ。大体いつも甘味が足りない。酒呑みのオレは甘味に対して臆病なのだ。
壱岐の醤油があった。家の人が頂いたモノだ。九州方面にある甘い醤油、刺し身にはちょっと、オレは無理だが、煮物ならばいいかも。
おっかなビックリまわしかけた。
そうして、汁気が無くなるまで炒めておしまいだ。
皿に盛って、芋焼酎の炭酸割りをぐびり。
肉とごぼうを一緒にぱくり。
いけるじゃん。
味、決まってる。
酒と醤油だけなのに。普通の醤油より味に深みがある。何より簡単だ。

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