PMSと低用量ピル
生理は女性の足を引っ張っている。
高校生の頃からずーっと思っていて、歳を重ねるにつれ確信を強めています。
私は都内の会社に勤めている独身アラサーOLです。昔からPMSの症状が酷く、生理前になると次のような症状がでて苦しんできました。
自分でも理由がわからないから混乱して、生理のせいにするには、同じ女性でも症状に濃淡があるから確信が持てなくて。何より、生理を言い訳に甘えてるだけな気がして。
生理とこの先何十年も付き合うのかと思うと、怒りはとうに通り越して諦めモード。
いつか赤ちゃんを産むかもしれない大切な臓器だもの。受け入れるしかない。
そうやって諦めていた私ですが、半年ほど前から低用量ピルを飲むようになりました。今回は低用量ピルを服用するに至った理由と、その効果についてまとめてみます。どなたかの参考になりましたら幸いです💐
上記の注意点を踏まえ、お読みください!
低用量ピルをはじめた理由
①ストレスでPMSが悪化したから
昨年、転職と婚活を同時に開始。
平日は慣れない職場環境に身を置き、土日はデートやお見合いに消える怒涛の日々が始まりました。
休むことなく活動したため、ストレスが溜まり、PMSが悪化。生理が来るたびに「この世の終わり」と思うくらいお腹が痛くて。(体の内からも外からも絶えず殴り蹴られているような感覚です。)
その結果、仕事にも婚活にも悪影響が出てしまい「なんとかしないといけないぞ。。」と思ったのがきっかけでした。
②メンタル安定のため
体調だけでなく、メンタルも不安定になるのがPMS。仕事が手につかなかったり、モヤモヤしてしまったり、自分の感情のコントロールができなかったり。そしてなぜか不安が爆発して、恋人にぶつけてしまう。
大切な人たちに迷惑をかけるのがイヤで、メンタルが安定しなくて振り回される自分がイヤで、低用量ピルに頼ることにしました。
服用後の変化
①PMSが体感で9割以上、軽減した
おかげさまで、ピルを飲むようになってから体調もメンタルも安定し、平和な日常を送れるようになりました。
特にお腹が痛くて動けなくなったり、日中に眠気に襲われなくなったのが1番の収穫です。体が楽になりました。
メンタルも安定して不要にモヤモヤすることもなくなり、周囲に迷惑をかけることがなくなりました。
②月経量・期間が減った
量も日数も減りました。
ピルを飲む前は5〜6日ほど生理期間が続いて、量も多かったんですけど、飲みはじめてからは3〜4日程度で終わり、量も体感で1/3以下に!
そのため、外出時や寝ているときに漏れる心配が大幅に軽減しました。PMSが軽減するだけじゃなく、生理中も楽になるなんて…!本当にありがたいです。
③スケジュールが立てやすくなった
生理がくる日を正確に把握できるから、旅行や遊びに行く日の予定を立てやすくなりました。
これまでは「きっと大丈夫」で予定をたてて、生理がこなかったらセーフ、きたらがっかり、みたいなのを繰り返していました。
今では事前にいつ生理がくるのか分かるので、ストレスフリーです!
④避妊効果と子宮内膜症予防による安心感
正しく服用すれば避妊効果を得られます。
万が一のときの備えになって安心です。(ただし、きちんと飲んでも妊娠する確率は0.1〜0.3%あるそうなのでご注意を。)
また、子宮内膜症の予防になることでも知られています。女性の約10%にみられるありふれた病気である子宮内膜症は、ひどくなると不妊の原因になったり(不妊症の女性の50%は子宮内膜症があるといわれています)慢性の骨盤の痛みで日常生活も障害されます。
私の叔母さんが、過去に子宮内膜症で子宮を摘出しているので他人事ではありません。
いつか子どもを授かれたらと考えているので、ピルを服用することで不妊の要因を減らすことができるのは安心です。
低用量ピルを服用する前は、月のうち1/3〜1/2は体調が優れませんでした。それに思い返すと、メンタルが整っていて安定感のある友人の多くは、生理が軽かったように思います。
お薬の力でPMSを軽減できるなら、試してみなきゃ損!
そうやって飲みはじめて半年。
もっと早く試していればよかった〜!とちょっと反省。そして感謝の気持ちでいっぱいです。
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