読書感想文 : 宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃


読んでよかったと思う

群という考え方、宇宙というか舞台の比較と観測の仕方、いろんな知らなかった新しい単語を目にすることができた



けど、本の本題であるはずのIUT理論についてはさっぱり理解できなかったw

今の理解状況を機械に置き換えてみると、その機械を構成する一個一個のパーツは概ね理解できたけど、組みあがった完成形はいまだぼんやりどんなのか分からないって感じ



俺がとりあえず頭に入れたIUT理論ってこういう事なのかな?ってのをまとめると

複数の舞台を用意し、それぞれで成立する数学を準備し、群により情報を観測し、理論を作っていく

イメージ的には「俺らの住んでる世界で説明つくかどうか分からない力がある。魔法世界を考えてそこで起きていることを観測(?)して、現実世界との差によって現実世界での分からないことを説明しよう」という感じ?

違う?

違う気がするな


何度も書かれていた「足し算と掛け算を切り離す」ことが出来る宇宙を考えて、その宇宙と我々がいる宇宙で同じ変化を起こし、その差を観測することによって解くって事よね・・・?



最先端の数学を、四則演算程度しか理解していない人に説明するってかなり難しいんだろうと思う

書いた方も何をどこまで説明するのか、苦労したんだろうなあ


庵野監督がこの理論の解説アニメーションにかかわると最後に書いてあって、きっとそれでみんな存在を認識するだろうから、そのころにまた知名度が上がってわかりやすい解説が出てくるのを期待しようw

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