バイトの面接に行った。
一昨日はパタンナーのバイトの面接に行った。
週4日勤務ということと、西荻窪という立地ということだけで、履歴書を送ったら、面接が決まった。
仕事は探さなきゃかな~?と思いつつ、外注仕事がないわけじゃないし、週4日は正直多いから3日がいいんだけど、って感じだった。
他にもバイトはあったんだけど、場所が好みじゃなかったり、なんとなく気が乗らなかった。
最近は仕事の内容自体がどうとか、そこの社長の考えがとか、そういうことより、場所がいいとか、時間拘束が短いとか、仲のいい人がいるとか、もうそういう、ある意味仕事には関係ないようなことを重要視するようにしている。
その方が長続きするのだ。
私は朝の6時45分から9時までのスーパーのバイトは週5日、羽田空港でカード勧誘のバイトを単発で月2~5日くらいやっている。
朝のスーパーのバイトは、フリーランスになって、全然朝が起きれなくなり、買い物が面倒でごはんを食べなくなり、生活リズムが乱れまくったし、家賃分くらい仕事出来たらいいな、と思って始めた。
朝早くて大変ですね、と言われるけど、その後は家で仕事だから、場合によっては昼寝しているし、そんな大変とも思わない。
家にずっといると人とも話さなくなるから、人にも会えて一石二鳥、しかも時給もいい。
そんな感じなので、2年以上続いてる。
カードのバイトも時給とそのときのタイミングが良かったから始めたけど、結構向いてるみたいだし、今はほぼ空港しか行かないんだけど、それも「空港に行くのが苦手で、乗り遅れた経験があるので、空港に行き慣れて克服しよう」みたいな、よくわからない動機で行き始めた。
おかげで、確かに飛行機に乗るのが苦痛ではなくなった。
空港はみんなおしゃれな格好で歩いているので、それを観察するのも楽しい。
外国人も多いし。
カードのバイトはなんだかんだ5年くらい続いていて、社会人になってから、一番続いている仕事かもしれない。
私の働き方を話すと「休みなくて大変じゃない?」「そんなに掛け持ちで大丈夫?」って言われるけど、実は全然苦痛じゃない。
私は飽き性だし、同じ人間関係の場所でずっと過ごす方が苦痛だ。
そのあたりはもう家族もわかっていて、お金困っていても、決して「会社員になれ」とは言って来ない。
むしろ「会社勤めはストレスになるもんね」とかとうとう言われてしまって、いよいよ親も私という人間はどうにもならないことを理解したようである。
とりあえず家にずっといるのが煮詰まっていたこと、パターンの仕事を一人でやってると、自分のパターンや仕事しか見ないし、もう少し他の人の仕事も見たいし、ちょっと修行したいな~みたいな気持ちもあった。
ただ、社員にはやっぱりなりたくない。
面接では、その会社の社長と話したけど、もう格好つけたり、隠しても仕方ないから「家にいるのが煮詰まっているから、出来れば週3日くらい通いたいし、非常勤講師もやっているから、抜ける日や、抜ける時間がある」と正直に伝えた。
社長は「出来れば週4日、土曜も出勤の日は出て欲しいな~。仕事終わってないもの引き継げないでしょ?」みたいな感じに言われて、あーちょっとどうしようかな…、これは無理そうかな…と思った。
「非常勤講師の仕事はずっとなの?」と聞かれて「いや、今決まっている日程は今年度だけで、それはもうスケジュール出ています。」と言った。
「…非常勤講師の時給はすごく良いので…。」とも。
「まぁ、先にありのまま言わないと後々トラブルになるだけだし、それでダメだったら仕方ないや。」っていう、わりと素っ気ない態度だった。
突然「どうして教育大に行ったの?」と言われた。
「あ…いや、教育大に行きたかったわけではなく、北海道で一番美術が学べたのが教育大だっただけで…。」
「教育大とか、筑波に行くやつってみんなそういうこと言うよね(笑)。そこに行きたかったわけじゃないって(笑)。」
「はぁ…いや、本当美術がやりたいだけでして…。」
「なんでいきなり専門に行かなかったの?」
「一旦一通り体系的に美術を学びたくて。」
「企画会社のデザイナーの仕事もしていたの?どんなの?」
「あっ、はい、マップ作って、プレゼンして、デザイン画描いてですね…。」
「じゃあ、デザイン画描いてって言ったら描けるんだ。そりゃそうだよね(笑)。」
「そうですね、そのあとのスポーツ系の企画会社ではillustratorでデザイナーさんの絵型と指示をもとにハンガーイラストを描いたり、生地の卸売の会社にいたときは、最初パタンナーの知識があるので、製品の営業事務だったんですが、最終的に生地のプレゼンとかもしていたので、一応深くはないですが、一通りは軽くやってきました。」
「ふ~~ん、君変わってんね~~~(笑)。」
「え!?変わってますか!?」
「教育大や筑波行く奴ってみんな変だよね(笑)。」
「あっ…はい、そうですね、そんな感じはします。」
「なるほどね~(笑)。」
「変わってますかね…。まぁ、そうですよね…、変わってると思うんで、なかなか受け入れてくれる会社が少なくてですね…。」
「ふふふ(笑)、わかった、とりあえず少し考えさせて。」
「あっ、はい、仕事はちゃんとしますので…。」
わりと素のテンションで行ったので、愛想もわりとなく、思うことは正直に言ったけど、まさか初対面の人の面接で「変わってるねぇ(笑)」と言われるとは思わなかった。
変に普通と思われても面倒だし、それでいいとは思いつつ、採用決まるかなぁ。
大体面接した時点の感触で「決まる」「決まらない」がわりともうわかるんだけど、今回はダメかもしれないし、決まるかもしれない、わからない、って思った。
なんとなく、人となりは気に入ってそうだけど、「条件的に使いづらい」となるかもしれない。
どうなることやら。
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