ワニワニぱにっく

「100日後に死ぬワニ」が終わりを迎えました。ツイッター発信のブームとしてここ最近では一番ぐらいの盛り上がりで、ツイッターとかSNSとかあんまり・・・という人の耳にも届くぐらいだったのではないでしょうか。

Xデーを迎えて大縁談と思ったら、なにか違和感がある。作者がいろんなメディアに出演しだしたり、有名アーティストがコラボ曲発表したり、映画化きまったり、グッズ展開がすさまじく早かったり。

そういうところで、早速マネタイズのにおいがしだすことに拒否感や嫌悪感、さらにいうともっとブームを大きくしていこう!ということに対する”いやらしさ”を受けて側が感じてしまっているところにSNSブームの難しさを感じるのです。

「恋愛感情じゃなくて曲が好きだらアイドルを応援しているんですよ」ってファンが、アイドルの熱愛発覚をうけて離れていくケースがみたいな感じで、「100ワニという作品の死を見据えたうえでの日常というノスタルジーが好きなんです」という部分がある一方で、「大手メディア発信ではなくて、小さなところから火がついて、その火を他の人が大きくする、そしてその炎がこんなに大きくなった!」という部分に気持ちの高揚を感じた人たちからしたら、「みんなの力で作ったブームではなくて結局代理店が仕掛けてました」というのはそれなりの残念ポイントになりうるので。

SNS発信コンテンツのマネタイズ展開のスピード感は難しいですね。という話でした。(ゆっくりやりすぎてもファンの熱はその分低下するしね。)

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