なんで病院に行きADHDと診断されたのか

こんばんは。
ADHDのさとです。

本日は何故私が自分のことをADHDだと思い、
病院に行くことになったのかを書いていきます。

私がADHDの重めのグレーゾーンだと診断されたのは
大学の頃でした。

学校内で1番忙しい学科に所属しており、
文化祭前ということもありサークルの活動もかなり忙しく、
バイトも厳しいところに入っていたので休むこともできませんでした。
サークルに関しては、スタジオなどの関係で深夜に練習することが多く
深夜に活動してそのまま学校に行き、バイトに行き
ものすごく不規則な生活を送っていました。

その不規則な生活が始まってすぐに
バイトをシフトをしょっちゅう間違えるようになりました。
サークルの活動と、バイトと学科の授業と、
本来であればスケジュールをしっかりと管理して
バイトのシフトを提出しなければならないものを
ダブルブッキングしまくったのです。

また遅刻やすっぽかしなどをするせいで萎縮してしまい
ミスを繰り返すようになりました。

サークルの方でも、私の担当部分がしっかりとできておらず、
一緒のグループの子たちにリハーサルで信じられないほどの恥を欠かせました。
私のせいで精神的に負担をかけてしまった子もいます。

そんな時学校でADHDに関する授業があり、
ADHD診断のチェック項目を埋めたところ32個中30個当てはまりました。
もしかしたらADHDなのかもしれない、そう思うようになりました。

連日バイトでもサークルでも人にものすごく迷惑をかけて萎縮し、
もう迷惑をかけたくないと思ってもミスをし続け、
その度に何度も謝り、
周囲とどうやって関わっていいかわからなくなっていきました。

自分が存在しているだけで迷惑をかけている。
存在しない方がみんなのためなんじゃないか。
もう迷惑をかけたくない。

毎日そう思いました。

ある日、限界に達した私は泣きながら母親に初めて

生きづらい、とても死にたい
いなくなってしまいたい

と、告白しました。
母は私に一度病院に行ってみようと提案してくれました。

こうして私は病院に行き診断を受け、服薬を始めることになりました。

診断を受けるまで私は自分が発達障害と診断されることが
とても怖かったです。
また、もしかしたらそれに甘えてしまうかもしれないとも思いました。

ですが、今はあの時病院に行って診断を受けてよかったと思います。
薬の力を少し借りて、ADHDに関する情報をしっかりと調べて、
ミスを減らすにはどうしたらいいのか少しずつですが考えられるようになりました。

信頼のおける人に話すことで
少し不安を減らすことができました。

まだまだ周りの人よりミスが多く、苦しく、生きるのが辛いと思う時はあります。
徐々にもっと私のADHDと向き合って、
自分のことを肯定してあげれるようになりたいと思っています。



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