小説 第一回AI Selection (31) ウイルス
Yomi Gami 「ウイスルノ拡散方法ガハンメイシマシタ。昔、ニホンノゲームキニツカワレテイタスレ違い通信トイウ技術ノオウヨウネス。ウイスルニカンセンシタYomi ToノチカクニアルYomi Toノ位置情報ヲトリ、Yoml Toノ銀河通信機能ヲツカッテ、IDヲトクテイシ、ウイルスがプレゼント方式デワタサレマス。」
まりお「なるほど。それを自動解凍してしまうのね。」
Yomi Gami「ウイスルノ情報ハカイセキズミノタメ、ウイルスノ場合ハプレゼント機能ヲ遮断シマス。ウイルスニハ、自分デロジックヲカキカエル機能ガナイタメ、亜種ハ発生シテイマセン。スデニカンセンシタモノヲ、除去スルワクチンモ現在開発中デス。ウイルストオナジ仕組ヲツカッテ配布シマス。」
まりお「ウイスルは、結局、しゃっくりをさせる以外にどんな不具合を引き起こすのかわかった?」
Yomi Gami「シャックリヲ誘発スルイガイノ機能ハアリマセンデジタ。単ニウザッタイダケノウイルスデス。」
まりお「愉快犯ってことか。でも次のバージョンのための実験という可能性もあるので、ウイルスのソースから開発者のスキルレベルと、強力な進化版が作られる可能性を計算しておいて。」
Yomi Gami「ソースヲ分析カラハシロウトガテスト的二作ッタモヨガ、タマタマYomi Toガ感染シタトイウレベルノモノデス。ロシア語ノサインガウメコマレテイタノデ、ロシア製ノ可能性ガアリマス。進化版ガデル可能性ハ1.321%から2.125%デス。」
まりお「銀河のウイスル情報に想定されるパタンのものを含めて登録しておいて。」
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