小説 人狼ゲーム 三十二話

三十二話

登場人物は7人、二人が人狼、一人が預言者、一人が狂人、三人が普通の住民。

三日目夜

住民4 先生 (屋上のドアを合鍵で開ける)「そろそろ、会議は始まっているからかな。」

階段を駆け上がる音が聞こえる。

住民4 先生「急がないと。真っ直ぐ金網に向かって、金網の外に出よう。人狼が近づいて来たら。」

足音「屋上にでたか。」

住民4 先生(屋上にでて周りを見渡す。)「前に来た時は、生徒も一緒だったな。なんの時間だったかな。」

金網に向かって、足を早める。辿り着くと、そこを登り始める。

足音「ドアの鍵は閉めなかったんだな。」

ゆっくりと開けると、目の前に金網を登る先生が見える。屋上に出て、物陰に隠れる。

足音「人狼は、まだ来てなさそうだな。」

住民4 先生「やはり飛び降りるとなると、足がすくむ。」

金網をつかむ。

その時、ドアが開き、人狼とかした教頭が現れる。

住民10 教頭先生「まだ1人のようだね」

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