小説 人狼ゲーム 三十一話

三十一話

人狼ゲーム31
登場人物は7人、二人が人狼、一人が預言者、一人が狂人、三人が普通の住民。

三日目夕方
住民4 先生 (持ち出していた鍵で、校舎の非常口の鍵を開ける)「きっと、手紙は今日の会議で読まれるはずだ。そして、残った人狼の1人も、もし逃げ切らなくても、投票で追放されるなら、子供たちは守られる。僕が今日の犠牲者となったとしても。」

住民10 教頭先生「そろそろ、おいますか。匂いもの子だているし、どうせ後者のどこかに隠れているんだろうから。私は、体育館の傍から行きますので、あなたは、反対側の入り口からお願いします。鍵はここにありますので。」

2人は、ゆっくりと歩き出す。

住民4 先生(階段を駆け上がる)「屋上に向かおう、もう助からないとなった時は、そこから飛び降りるんだ。自分が預言者だったことは子供たちに伝えてあるから、きっと後は彼らがなんとかしてくれる。」

下から足音があってくる。

住民4 先生「もう追いつかれたのか」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?