【シティリーグ優勝】三神ザシアン【如何にしてミラーを制したか】

ガラル!!てつです。
(そんな挨拶はない)

シティリーグシーズン2ドラゴンスター岸和田春木店に参加させていただき、なんとか優勝することができました。

今回、如何にして三神ザシアンだらけの環境を勝ち抜いたのかを、変に着飾ることなく、100%正直な気持ちで書こうと思います。

強い人の記事では書いていないけれど、弱い人が強い人に勝つための手段の1つが、きっとこの記事には書いてあると思います。

◆急遽スタンに参加が決定

実は私はシティリーグシーズン2は元々エクストラで出る予定だったのですが、風邪を引いてしまい、なくなくキャンセルしました。
その時点で残っているシティリーグがスタンのみだったので切り替えてスタンの勉強を開始(この時点でシティまで残り1週間)。

スタンはシーズン終盤と言うこともあって環境は煮詰まっているうえに強い人のレシピも出回っており、正直構築で差を付けるのは厳しいと考えていました。更に1週間という限られた時間では練習量も限られてプレイングも十分なところまで持っていけるかわかりませんでした。

まず始めにレシピを載せておきます。

画像1



どのようにしてこのレシピを使うに至ったか(主にコインカードの採用について)を以下にて解説させていただきます。

◆ミラー後手まくり方法の模索

とりあえず環境トップの三神を中心に練習したのですが、ミラー戦において後攻となった時に明確に有利を奪い返せるアイディアというのがいまいちありませんでした。
何かいいアイデアは無いかとnote等を漁っていたところ、ガルシアさんの記事にミラーを強く意識した構築が掲載されていました。

シティリーグ シーズン2 優勝×2,TOP4 三神ザシアン解説|ガルシア @Trubbishx3 #note https://note.com/trubbishx3/n/n8bff3d93cb6e

三神ミラーで先攻後攻逆転の手段は結局のところエネ割りであると考え、クラハンを使った構築にすることを決定。(ガルシアさんの記事には他にもミラーを意識したカードが採用されていたので是非買って読んでみてください)

◆キャッチャー談義

ミラー戦において、オルジェネ後のアルティメットレイのターンについて長らく疑問がありました。
三神ミラーの場合、何もなければ相手の三神に180与えることになるのですが、これがものすごく弱いと感じていました。
アルティメットレイでサイドを取れる動きができるならそれが一番勝ちへの最短ルートであると。しかし、ベンチを呼ぶためのカスタムキャッチャーは序盤では揃いにくく、グレートキャッチャーは相手にデデンネGXが出ているかが不確定のためこちらも安定していません。そこで序盤から1枚でも手札にあれば使えるポケモンキャッチャーを採用することでアルティメットレイでサイドをとるゲーム作りをワンチャンできるようにするのがよいと考えました。

アルティメットレイを言うターンに相手の場にデデンネがいる場合
→デデンネ+ザシアンを倒してゲームエンドの流れを狙う
デデンネがいない場合
→非GXVを倒して2枚取り、祠で20ダメージ乗せた三神にブレイブキャリバー260ダメージで4枚取って勝つというゲームプランをたてる

◆コインカードを使うということ

コインカードは(特に強者の人達には)忌避される傾向にあります。それはおそらく「実力以外の運ゲー」に勝敗を大きく左右されることが不服だからでしょう。
しかし、コインカードは表が出れば強いのも、また事実です。正直2回に1回(すなわち期待値ぐらい)でも表が出てくれれば十分すぎるほどです。思考回数が少ないと裏表に一喜一憂することが多いですが、施行回数を稼ぐことで、期待値はより収束に向かうと考えるため、コインカードを8枚採用することでより強い動きを安定して(?)できるようにしました。

このコインカード8枚は主にミラーを意識しての採用でしたが、当然ながら他のデッキに対しても弱いわけがなく、活躍してくれました。

◆運ゲーに頼るということ

自分の実力が劣っていると自覚するならばコインゲーという運ゲーに頼るのは悪いことでは無いと考えています。コインカードは上述した通り、表が出れば非常に強力な効果を発揮できるため、50%の確率で自分より強いプレイヤーと対等に勝負できる土俵まで自分を引き上げてくれることは決してデメリットではありません。
今回私は久々にスタンダートレギュレーションのガチ大会に参加するという、言わばチャレンジャーの立場だったので運ゲーに頼るということに抵抗はありませんでした。
今回の大会はシーズン末期ということもありすでに強い構築も沢山出回っており、私が1週間どうこうしたところでプレイングで大きく勝てるようになる(あるいは最強のデッキを作れる)環境とは思えませんでした。だからこその「運ゲー」であったとも言えます。


この考え方はゲーム勢である喰い断さんが2017年の日本大会に出られた時の戦術から参考にしたところが大きいです。
https://app-date.net/jcs_lycanroc/

◆最後に

以上が私がコインカードが多投された三神ザシアンを採用した理由になります。

レシピの細かいカードの採用理由につきましては遊々亭様に記事を寄稿させていただきましたので、そたらをご覧ください。
https://yuyu-tei.jp/blog/poc/news.php?d=2020/01/2020cityleague_tetsu

正直、当日枠の抽選約1/2を受かったのも大きいし、予選4-2から予選最終順位が16位でギリギリオポ滑り込みしたのはもっと運が良かったと言えます。まさに今回の優勝は「爆アド上振れヤッホー」だったと言う他ありません。
ここで止まることなく京都大会も頑張ります

◆対戦ログ備忘録

以下は当日のマッチアップについて。殴り書きなので読まなくても結構です。

1戦目三神ザシアンミラー
クラハン2/2 キャッチャー3/3
テンポとって勝ち

2戦目三神ザシアンミラー
クラハン0/2 キャッチャー0/2
先行取るも三神出せず。
オルジェネ後、メタルコアバリアザシアンで三神ワンパンされる。そのザシアンを突破できず負け

3戦目三神ザシアンミラー
クラハン3/4 キャッチャー2/2
後1クラハン+つけかえオルジェネの上振れムーブをきめられるも、クラハンキャッチャー表で、時間稼いでテンポ巻くって勝ち

4戦目三神ザシアンミラー
クラハン1/2 キャッチャー1/1
相手ハンドいれかえ1枚からトップドローゲッコウガGX→カスタムキャッチャー2枚と博士の研究引かれて、そのまま負け

5戦目超バレット
クラハン1/2 キャッチャー0/1
相手初動遅く、そのままオルジェネから3回技宣言して勝ち

6戦目ルカメタザシアン
クラハン1/3 キャッチャー0/0
先2フルメタルウォールで水剥がされるも、その後の相手の動きがもっさりしてて勝ち

4-2 16位でギリギリ上振れオポ上がり


本戦1戦目
炎ビートダウン(しんちゃん)
クラハン1/1 キャッチャー0/0
後1殴られず、先2でオルジェネ
祠で10点乗ったヒードランをアルティメットレイで倒した返しに、スタンプ打たれるもグレキャ引いたのでデデンネを倒して勝ち


本戦2戦目
三神ザシアン(ホドホドさん)
クラハン2/3 キャッチャー1/3
後1貼った水エネが相手のクラハンで破壊され、しかし先2でオルタージェネシス言われず。先3、後3でそれぞれオルジェネスタート。
先4三神が三神にアルティメットレイ言われるが、こちらは後4で祠張りながらブレイブキャリバー。祠返しで3枚取って、キャッチャー2回投げてデデンネ呼び出してアルティメットレイで勝ち

準決勝
小ズガ
クラハン1/2 キャッチャー0/2
相手オドリドリスタート。クイックでズガドーンGX呼ばれてチマチマやられるも相手サポ完全に停止。マリィあったが動かれるの嫌だったのでゆっくりプレイ。
先2混乱自傷から先3でオルター成功。先4混乱自傷。先5で我慢できずマリィ使用して、いれかえから混乱回復してアルティメットレイ。
返しに倒されてサイド3-3。
クラハンで後ろのエネ割りながら祠ミミッキュでオドリドリGXを止めてマリィして前倒す。相手、その返しで2体目の三神を倒すことができず、アルティメットレイで勝ち。

決勝
三神ザシアンミラー
クラハン0/0 キャッチャー2/4
先行取って、そのまま押しきり勝ち

クラハン成功率12/21
キャッチャー成功率9/18

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