【シティリーグ優勝】ナツハチ型三神ザシアン
マッチョ・リベンジの妹です。この度、兄が誤解を招きご迷惑おかけして申し訳ございません。
12/6に行われましたシティリーグで兄マッチョ・リベンジがナツメ&ハチク(以下ナツハチ)型のアルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンVを組み合わせたデッキ(以下、三神ザシアン)を使い優勝することが出来ました。今回の記事はその時のナツハチ型三神ザシアンの紹介記事となります。一部有料になっておりますが、ご容赦ください。
以前はこういう記事を書いたりしています。
https://note.com/herotetsu/n/n3f6605db450c
◆環境予想
まず、シャイニースターV発売前の環境の基本としてやはり三神ザシアン、小ズガドーン、ムゲンダイナ(ジグザグマ型)の三強と言われるデッキを中心にメタが回っていたと考えています。そこにセキタンザン、ルカメタ、超MMなどのデッキが入り乱れた群雄割拠状態でした。
その後、シャイニースターVに登場した新規ドガースの影響か、突然ムゲンダイナ+ガラルマタドガスのデッキタイプが流行し始めました。私のTwitterのTL上ではドガスダイナが強いだとか、強くないだとかが日夜囁かれており、その強さは置いておくにしても、嫌でもこのデッキを意識する必要がある環境に変化していました。
また、このデッキが流行ることで小ズガが減少し、色相性的に有利と思われているセキタンザンが少し増えるのではないかと考えました。
更に1週間前のシティリーグや大阪の自主大会でジュナイパーが少しだけ結果を残しており、直前に参加したトレリでも数が少し増えていたため、ジュナイパーも少し意識する必要があると考えました。
◆何故、ナツハチ型三神ザシアンなのか?
私はシティリーグシーズン1で転けており、ランキング上位に入るには残りのシティリーグ3回で結果を残し続ける必要があると考えています。優勝を狙うには少数派のデッキを踏んで負けた!となりにくいデッキを選ぶ必要があると考え、三神ザシアンというデッキを使うことに決めました。
正直、世間に公開されているレシピとしてはヨネダタクヤ選手の三神ザシアンの完成度が非常に高いと感じています。しかし、あのデッキはプレイング難易度が非常に高い上にドローサポが少なく感じられ僕には使いこなすことができないと感じました。
環境的にクラッシュハンマーは非常に刺さっていると考えられため、クラハン型を使用する択もあったのですが、練習段階で6連続裏が出たため萎えて練習を放棄しました。コイン運に自信がある人にはクラハン構築、オススメです。
残った選択肢として後1特化のナツハチ型三神ザシアンがありました。
後1特化のナツハチ型であれば、ゲームプランも容易であり、私でも使いやすいと考えました。
現在の環境において、そもそも三神ザシアンというデッキに勝つために、サポの現物を減らし、ある程度デデチェンジやナイトアセットといった特性に頼り速度を持たせることが必要なのに、特性に頼りすぎるとガラルマタドガスで封殺されかねないという一見矛盾した状況が発生していました。
ナツメ&ハチクというカードは例え特性やグッズにロックがかかっている状況でもポケモンとエネルギーを確定でサーチできるため、ポケモンカードの基本である「ポケモンを出す」「エネルギーを手貼りする」という最低限の動きが担保されつつ、特性でガンガン回すこともできる。という点で上記2つの矛盾した問題を解消するのにも適したカードであると感じました。
◆当日のマッチング
予選
勝ち
vsドガスダイナ 勝ち
vsスピードザシアン 勝ち
vs三神ザシアン 負け
3-1 予選5位
本戦
準々決勝 vs三神ザシアン 勝ち
準決勝 vs三神ザシアン 勝ち
決勝 vsルカメタザシザマ 勝ち
優勝
マッチングとしてはザシアン系統ばかりとあたった形となりました。マッチングこそしませんでしたが、ジュナイパーや小ズガもいました。ただセキタンザンは全くいなかった(当日の運営スタッフさんより大会後に伝聞)ようで、ここに関しては読みを外したといえます
◆採用カード
まず初めに、ナツハチ型を組むにあたって確定枠と考えた下記53枚のカードについて解説します。
ポケモン
アルセウス&ディアルガ&パルキアGX 2
使うのは基本的に1枚のため2あれば足りるには足りる。
ザシアンV 2
3欲しいが、枠の都合で「確定枠」はひとまず2とした。
ザマゼンタV 1
リセットスタンプと組み合わせることで、VMAX勢に押し付けていきます。これが無いとムゲンダイナとかに普通に押し切られることあるので1枚は欲しいです
クチートGX 1
このデッキはデデンネクロバでガンガン回していく構築のため、三神ミラーにおいて相手がアルティメットレイでサイドを取らせないように展開してきた時にワンチャンをつくるために必要。また2エネで殴れるアタッカーとしても優秀
レックウザGX 1
後1オルターの確率を上げるために必要。こいつがいればメタルソーサーが不要になるため。デデンネクロバに加えてこいつまで出すとベンチがマジで狭くなる。また、逃げ3のため、スタートすると風船で逃げれずゲロ弱いが、それを差し引いてもやはり後1オルターのために必要なカードだと判断した
デデンネGX 2
クロバットV 2
1ターン目に両方使いたいことも多々あるためサイド落ちをケアしての2-2での採用。2ターン目以降もどちらか1枚がデッキに残っていれば事足りるが多い(そもそもベンチの都合でどちらかしか1枚しか使えないこともしばしば)
ワタシラガV
5枚目のボスの指令。詰め盤面でトラッシュにボス、山札にこいつがあれば手札のクイックボールが当たり札になるのがやはり偉すぎる
エネルギー
鋼7
水3
従来の博士の研究で回すタイプでは8-3のレシピをよく見ますが、このデッキではナツメ&ハチクによりサーチが効くためこの枚数でも問題なく回りました。
サポート
ナツメ&ハチク 2
タッグコールでサーチが効き、基本的に1ターン目に使用できれば2ターン目以降は使うこともほとんどないため、サイド落ちを考慮し、最低限の2を確定枠としました。
ボスの指令 4
現スタン環境において2ターン目以降に打つサポートとして1番強いカードのため4枚
グッズ
クイックボール 4
タッグコール 4
メタルソーサー 4
エネルギーつけかえ 4
ポケモンいれかえ 4
後1オルターを言うためにこれらのカードは4枚フル投入。特に説明不要かと思います。
リセットスタンプ 2
タクヤ様の記事を参照いただければと思います。
https://note.com/takuya_pcg/n/nf91164bd98b4
ふうせん 1
逃げ0要因を場に作っておくことに価値がある。1ターン目に三神をバトル場に出すためにも使える5枚目のポケモンいれかえとも言える
おおきなおまもり 1
三神がオルターの返しに倒されない確率を上げてくれる大切なカード。特に環境に多いと思われたムゲンダイナに関して、最近の構築はジグザグマと回収ネットを減らしている関係で、おまもり三神をワンパンするのが厳しくなっておりこれのあるなしで生存率が大きく変わる
スタジアム
混沌のうねり 1
タクヤ様の記事を参照いただければと思います
以上がナツハチ型三神を作る上で抜いてはならないと考えたカードになります。
ここまでで53枚となりましたので、次に残りの7枠について解説します。7枠で目指すべき内容は
・サポを増やす
流石にドロサポがナツハチ2枚だけではボスアルティメットレイの流れにスムーズに以降できなかった時ヤバいので追加のドロサポを入れる必要がありました
・後1オルジェネをより言いやすくするためのカード
・特定対面への勝率を上げるカード
・より単純なデッキパワーを上げるカード
まず、サポ枠の優先度が一番高いと判断したため、この枠の考察から始めました。
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