【卓球】モリストSP AXのレビュー
ニッタクの新商品『モリストSP AX』を購入したので、使用感や感想などをまとめました。
文字数は約2000文字です。
ちなみにnoteではこんな記事も書いていますので、気になった人は購入してくれると嬉しいです。
使用用具
ラケット:クリッパーウッド(レジェンドグリップ)
フォアラバー:モリストSP AX(MAX)
バックラバー:ヘキサーグリップ(厚)
フォアラバーはブースターSAからの変更となりますので、ブースターSAと比較して書いていることが多いです。
私の戦績など
◆卓球歴:17年
◆段位:初段
◆関東高等学校新人卓球大会 出場
◆関東高等学校卓球大会 出場(ダブルス・団体)
◆全日本実業団卓球選手権大会 出場
など
注意事項
モリストSP(無印)は以降「モリストSP」と、モリストSP AXは以降「AX」と記載しています。
目次
1.打球感
2.回転
3.弾み具合
4.サーブ
5.レシーブ
6.ミート打ち(角度打ち)
7.カウンター
8.ブロック
9.スピード
10.球の重さ
11.湿気
12.まとめ
コメントを頂ければ、それについてもできる限り追記対応したい思います。
打球感
柔らかいです。ブースターSAより柔らかいですが、ラクザPOよりは硬いです。
◆スポンジ
柔らかいです。打球感が柔らかく感じる最大の理由。食い込みが良いためブロックやカウンターなどが安定します。その反面、ナックルは出しづらいです。
◆トップシート
モリストSPと同等か若干柔らかいか印象。モリストSPはトップシートが硬い印象がありましたが、AXはそう感じませんでした。ちなみにAXのトップシールは横目です。モリストSPは縦目でした。
回転
ブースターSAと良い勝負。ブースターSAはトップシートで引っ掛けて回転を掛ける感じですが、AXはスポンジ+トップシートで回転を掛ける感じ。この回転の掛け方はモリストSP時代から変わらない特徴です。
ただし、回転量だけを見るならインパーシャルXSがダントツでかかります。
弾み具合
シェークフォア面で使用するなら"MAX"で問題ないと思います。ペンなら"特厚"、シェークバック面なら"厚"がおすすめかと思います(自身の競技レベルを考慮した厚さを選択してください)。
ちなみに"MAX"は2.2mmなので、他のメーカーの"特厚"とほぼ同等。
AXの"MAX"はブースターSA"特厚"と比較しても、ボールが吹っ飛んでいく・飛び過ぎるという印象はありませんでした。
サーブ
ブースターSAと良い勝負。ただし、回転の掛け方は多少異なります。ブースターSAはトップシートで回転を掛けていましたが、AXはトップシート+スポンジに食い込ませて回転を掛ける印象です。
レシーブ
安定性◎。ブースターSAより安定しました。ストップが良く止まります。フリックなどもやりづらさは感じませんでした。
ミート打ち(角度打ち)
この項目では下回転に対してに記載しています。上回転に対しては「カウンター」の項目を参照してください。
ブースターSAより安定して入ります(スポンジが柔らかくて、トップシートも引っかかるのだから当たり前かもしれない)。
引っかかるせいで弾きづらいという印象はありません。インパーシャルXSは引っかかりすぎのせいか弾きづらかったですが。
カウンター
安定性◎。ブースターSAより安定しました。ミート打ちの項目でも挙げましたが、ポンジが柔らかくて、トップシートも引っかかるのだから当たり前かもしれません。ただし、回転もそれなりにかかってしまうので、相手も返しやすそうでした。連打が前提になりそうです。
ブロック
安定性◎。ブースターSAより安定しました。ただし、ナックルは普通にブロックしたら出ません。意識すれば出せますが、嫌らしいナックルにはなりません。カット性ブロックはやりやすかったです。
スピード
ブースターSAよりスピードが出ます。ここ数年で使用したラバーの中で最速です。
※ここ数年で使用したラバー
ブースターSA、インパーシャルXS、ラクザPO
球の重さ
AXのラバー自体が軽いため、ボールは軽くなりがちです。上に書きましたが、回転もかかっており、相手に返球されやすいため、連打が前提のラバーになります。
湿気
ブースターSAよりは弱いです。ブースターSAの方がトップシートが引っかかる分、湿気にも強いです。
まとめ
昔、モリストSPを愛用していた人なら「買い」の一択です。
私はブースターSAが出るまではモリストSPを愛用していました。しかし、ブースターSAが出て以降、10年近くブースターSAを愛用してきました。ですが、AXの登場でそれも終わりそうです。
90%くらいの確率でブースターSAからモリストSP AXに乗り換えます。そのくらいAXは完成度が高い表ソフトラバーです。
以上がレビューとなります。
コメントを頂ければ、それについてもできる限り追記対応したい思います。
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