ダメと言われたら余計に!カリギュラ効果
モノやサービスを買う時は合理的な判断だけではなく心理効果も働く。
行動心理を知る事で効果的なマーケティング施策につなげる事が出来る!
今回はカリギュラ効果。
■カリギュラ効果とは?
・ダメと言われると、かえって興味をかきたてられる効果の事。
・アメリカの映画「カリギュラ」が語源。過激な内容でボストンが放映禁止に。そうなると、返って周囲の都市に客が殺到した。
・物語で言うと、鶴の恩返の機織り、浦島太郎の玉手箱、ロミオとジュリエット、パンドラの箱など。
■カリギュラ効果の心理
・自分の行動や意思の自由を奪われて、強いストレスを感じ、反射的に反発する。
心理的リアクタンス
私達には、自由に選択をしたいという欲求がある。自由を制限されると、取り戻したくなるのが、心理的リアクタンス。
■カリギュラ効果の活用例
・メリット+○○し過ぎるので注意!
→ポジティブな禁止をすることで興味関心がアップ
・甘いモノを絶対食べてはいけない!これではカリギュラ効果で余計に食べたくなります。
→週に一回は良いと緩和。
・30分間の限定販売
→30分を超えると買えないという禁止が暗に含まれる。
・マーケティングが完璧な人以外は観ないで!
→マーケティングが完璧な人はほとんどいないから、多くの人が登録。
カリギュラ効果とは、昔からある普遍的なもので、恐らくこれからも変わらないもの。
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