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☆ふくしのおべんきょう☆

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もぐりのソーシャルワーカーですが、こそっと福祉のお勉強をしています。
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2024年2月の記事一覧

84.訪問介護の賃下げ’24

今日は久々に4日連続のお勉強なので、手短かにサラッと簡単に…いや、グチか…。 今年になって、介護職の在り方や人手不足、待遇改善などが議論される中で、政府が急転直下の決断をしました。 来年度からの介護報酬の改定の話です。 訪問介護の基本報酬を引き下げられることになりました。 政府は待遇改善の加算措置で、トータルで見ると報酬の減額にはならないと仰ってます。 厚生労働省も、訪問介護については他のサービスよりも利益率が高いと指摘しています。 現場の感じ方と少し遠くに行って

83.社会の課題 part.3~環境編

ここまで、これまでの80項目のお勉強を簡単にふりかえってきていますが、ここまでお勉強してきたことは日本の社会が抱える課題のほんの1部です。 様々な課題があり、それらが絡み合って複合化してもっと巨大な問題になることもあります。 地球にはヒトだけが生きているわけではありませんが、ヒトの都合で随分と地球は壊れ始めています。 地球温暖化とも沸騰化とも言われていますが、私が生きてきた40年の間にも随分と状況が変わってきました。 クリストファー・ノーラン監督の名作『インターステラ

82.社会の課題 part.2~福祉編

現在の日本は少子高齢化が進んでいて、今後はますます勢いを増して突き進みます。 2025年問題も既に始まっています。 若い世代の人口や出生率が減少しているのに対して、75歳以上の後期高齢者が国民の4人に1人という超高齢社会を迎えています。 今までのまま今後も同じ対応をしていくとなると、社会保障の担い手となる労働人口が減っていくことによって、社会保障費のバランスが崩壊し、労働人口への負荷が増加します。 医療や介護業界の需要と供給のバランスも崩壊します。 高齢者数の急増に

81.社会の課題 ~ふりかえり

日本のGDP(国内総生産)は、長い間、アメリカと中国に次ぐ第3位でしたが、内閣府が発表した2023年の国内総生産の速報値でドイツに抜かれて4位になり、円安がこのまま続けば、2025年にも5位のインドに抜かれるようです。 それでも5位ですからね…。 国民目線からするともっと厳しい状況に立たされているのではないか…と感じている人もいるのではないでしょうか。 まぁ、今の政府とか見てると政治をやっている場合ではなさそうですし、我が身を守ることで精一杯のように見えるので、現政府と