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☆ふくしのおべんきょう☆

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もぐりのソーシャルワーカーですが、こそっと福祉のお勉強をしています。
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2023年8月の記事一覧

75.フッゲライ

私はドイツが好きで、ドイツ人も好きで、ドイツ料理も好きです。 そして何よりも、ドイツビールが大好きです。 子どもの頃から“ゲルマン魂”という言葉も好きでした。 私は英語を話せませんし、ドイツ語も全く知りませんし、日本語すらも危ういです。 そんな私ですが、2005年の7月に10日ほどと2007年の9月から10月にかけて2週間ほどドイツ縦断の旅をしてきました。 クラフトワークの『アウトバーン』を聴きながらアウトバーンを200km以上のスピードで走る…なんていう夢も叶いま

74.身元保証

少子高齢化によって高齢者の単身世帯が増加していることから、主に一人暮らしの高齢者を対象にした身元保証や日常生活支援、死後事務などに関するサービスを提供する事業が注目されています。 身元保証サポート事業者です。 認知症や知的障害の人の財産管理などを行う成年後見制度や心身的なものを支援する介護保険制度といった既存の制度では補い切れない部分のニーズを引き受ける形で身元保証サポート事業者は存在しています。 需要は、これからもっともっと高まっていくと思われます。 今の時代は

73.多様性と包摂

まずは、東京オリンピックで柔道男子100キロ級の金メダリストになったウルフ・アロンさんの発言です。 “根底で多様性とか…そういうところを気にしてるからこそ、そのような言葉が生まれたり、言わないと分からない人がいたりする。 普段の生活から気にせず生活していけば、差別とか区別とか多様性っていう言葉もなく、みんな平等にやっていけると思います。” まさにその通りで、これができていれば、格差も争いもなくなってソーシャルワーカーも必要なくなり、その職種の人たちももっと違った形で社会貢

72.ソーシャルワーカー

2001年に公開された映画『ペイ・フォワード 可能の王国(Pay It Forward)』という作品があります。 作中で…、 “自分の周りの世界が好きになれなかったとしたら?…もし、世界が大きな失望でしかなかったら?” …と、社会化クラスのシモネット先生(ケビン・スペイシーさん)は、小学校の生徒達に問い掛けます。 その上で…、 “それなら嫌いな部分をクルリと変えてしまえ。君たちならできる。不可能を可能に……君たち次第だ。” …と鼓舞します。 そして、シモネッ

71.ケアマネージャー

2025年、約800万人いる団塊世代が後期高齢者(75歳以上)になります。 国民の5人に1人が後期高齢者になる2025年に向けて介護サービスや医療サービス、その他の生活に必要なサービスと利用者やその御家族の架け橋…つなぎ屋になるケアマネージャーの役割は今後ますます大きくなると考えられています。 しかし、人員はなかなか増えていないのが現状です。 2018年に受験資格が厳格化(保有資格による試験免除科目の廃止、国家資格保有者又は相談援助業務に就いている人で実務経験が5年