転調が引き起こすボーカルへの副作用
転調はボーカルを下手くそにする
語弊増し増しです。
しっかり言うと
うまく歌ってるのに音痴に聞こえる です。
それもライブハウスに限ったライブの話です。
CDとかの転調は最高です。
転調とは
転調(てんちょう)
音楽において、曲中で調を変えること。
言語学において、音節の結合により声調が変化すること(連続変調)。
みなさんカラオケで好きな曲を歌う時に,最後のサビで音が高くなることがありますよね?
それは転調と言って,キーというものが上がってます。
転調の効果
・「盛り上がり」を加える
・曲の雰囲気を変える。飽きさせない
・なんだかとっても素敵になる
本題「副作用」
本題です。
他のバンドさんを見ていてもったいなと思うこと。
曲の終盤で転調するんです。その時にこんな現象があります。
「ボーカルが転調しているけど,楽器隊が転調しているように聞こえない」
こんな現象があります。そうなると。。。
ボーカルの音程がずれているように聞こえる
めちゃくちゃ可哀想なことですよね。
考えられる2つの原因
① ギター,ベースの音がごちゃごちゃしていてコード感が客席に届かない
② 単純にギターがちゃんとコードを弾けていない
この二つですが,ライブハウスに出てギターを弾いているくらいなんで②は考えにくい。
改善策
①ギター,ベースがしっかりと区別して聞こえる音作りをする。
アンプの設定ですね。他の楽器を意識せずに音作りするとごちゃごちゃになります。
お弁当を作る時に,スペースを考えずに入れるとはみ出てごちゃごちゃになるのと同じ原理です(多分)
これは結構難しいんですけどね。
② 転調後のコードを丁寧に弾く
盛り上がりすぎてストローク(ギターをじゃかじゃか弾く動作)が雑になっちゃうことがあります。
でも転調後は,しっかり"転調したこと"をお客さんに伝えなきゃいけません。
その一発目は丁寧に弾いた方がいいですね。
楽器隊の仕事
楽器隊は楽曲を盛り上げつつボーカルを最大限引き出さないといけないです。
だからこそ,ボーカルのために音作りは大切なんですね。
こんなことを偉そうに言いましたが,これは自分に対しての課題です。
これをクリアしていかないとダメですね。書いていてつくづく思いました。
ライブハウスで転調するときは気をつけないと。
でも転調はめちゃくちゃ曲の中で有効です。
それでは有効的に転調を使っている曲を聴いてください
「きみのうた」
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