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JRE BANK を開設してみた

いろいろ投資をしていることもあり、普段からお得になることやコスト削減となることのアンテナは立てているつもりです。先日、友人(FP資格を持つ銀行マン)と会話していて「JRE BANKはとりあえず作っておけ!」と言われたので盲目的に信じて作ってみました。

週末で時間があるので調査したのと妻にも作ってもらうためにまとめる必要がでたので記載してみます。

Copilot に聞いてみる

EdgeブラウザのCopilotに概要を聞いてみます。

ほとんどの人に関係するメリットという意味だときれいにまとまっていますが、情報が足りないために齟齬を生みそうな内容ですので記事を書くことにしました。

JRE BANK とは

JRE BANK はJR東日本の銀行です。JR全体の銀行ではありません。JRE POINT生活圏の方にメリットが大きいオンラインバンクです。

下記のオフィシャルサイトの表示を見てわかる通り、システムとしては楽天銀行を使っています。そのためPCログイン時の支店名の表示などでは楽天銀行が表示されたり、楽天銀行のみ関係する案内(JRE BANKは関係ない)が案内されるのでデメリットもあります。

後述している特典がかなりリッチのためJRE東日本利用者や旅行好きの方から申し込みが殺到しているようです。



メリット(特典)の整理

共通としての特典は下記の2つの画像に記載されている。


下記に記載する金額などの条件のクリアはもちろんだが、JRE POINTリンク登録をすることで下記の追加特典がある。

「JRE BANK優待割引券(4割引)」について

判定タイミング
2024年度:8月・12月の各25日時点
2025年度以降(予定):6月・12月の各25日時点

条件
資産残高:300万円以上 ※両方満たせば合算
 Viewカードの引落:2枚
 給与の受け取り:3枚

資産残高:50万以上 ※両方満たせば合算
 Viewカードの引落:1枚
 給与等の受け取り:2枚

上記を満たさない場合で口座開設者が16~24歳
資産残高:20万円以上:1枚

どこかにビューーン!2,000ポイント割引クーポン

判定タイミング
2024年度:8月・ 10月・12月・3月の各25日時点
2025年度以降(予定):6月・9月・12月・3月の各25日時点
※(モバイルSuica限定)Suicaグリーン券と同じ

条件
資産残高:50万以上 ※両方満たせば合算
 Viewカードの引落:1枚
 給与等の受け取り:2枚

(モバイルSuica限定)Suicaグリーン券

判定タイミング
2024年度:8月・ 10月・12月・3月の各25日時点
2025年度以降(予定):6月・9月・12月・3月の各25日時点
※どこかにビューーン!2,000ポイント割引クーポンと同じ

条件
資産残高:50万円以上:1枚

ある程度お金がある人はこの特典を使った錬金術を考えると思われるが「JRE BANKの口座はお一人さま1口座」である。

具体的なパターン

学生はこのブログを読むことはあまりないと思われるので、大人向けに記載をする。

パターン①
口座に50万円を下らないように入れておけばそれなりの特典はもらえる。

パターン②
①に加えてさらに特典が欲しければ下記2つが必須
・Viewカードの引落
・給与等の受け取り

パターン③
さらに特典が欲しければ50万円ではなく300万円がしきい値となる

より具体的に記載してみる

<50万円以上を特定タイミングで口座に入れておける場合>

・定期券やSuicaチャージ用にViewカードがある人はカードの引き落とし先をJRE BANK に変えるとメリットはある。

・給与の振込口座を変えることでメリットはある「可能性がある」※太字の部分は下記の理由があるからとなる。

給与の受取については、お勤め先の給与・賞与が「給与振込」の電文で振り込まれている必要があります。給与・賞与の受取口座変更手続きを行う際は、お勤め先の給与・賞与が「給与振込」の電文で振り込まれていることをご担当者さまに必ずご確認ください。「給与振込」以外の電文で受け取った場合はJRE BANK口座での給与・賞与の受取と判断されず、特典を受けることができません

https://www.rakuten-bank.co.jp/jrebank/campaign/jreg-tokuten/?GROUP_ID=JRE104110002

同インフラである楽天銀行でも同様のシステムがある。しかし私の場合は電文が「給与振込」ではなく「給与」のために該当しなかった。また「給与振込」に変えろと会社に言うような勇気はなかった。

50万円という額は給料の〇か月分は有事の際を考慮して入れておいた方がよいという考えを書く本も多いことからある程度の人は該当すると思うが、300万円となると今の世の中だと投資するような気がするから少ない気がする(そもそもある程度裕福な人という前提になる)

この記事は下記の情報を5/25時点でまとめたものです。変更の可能性はありますし、それぞれの特典の詳細などは下記のオフィシャルサイトでご確認ください。(文句言われても当然責任は負いません)
JRE BANKのメリット
JRE BANKプラス

開設しての感想(開設前)

・ニュースにもなったメールが届かないというトラブルの最中に口座を開設したのであれこれ不安になった
・上記に関連してリアルタイムでメールが届かないので設定した「スピード開設初回ログインパスワード」を忘れてしまいリセットする羽目になった。
・上のリセット時に入力の項目が多すぎてイライラした

開設しての感想(開設後)

・キャッシュカードが来ない(1週間から10日ということだが、混雑のために約3週間~4週間かかるとのこと)
・セキュリティを強固にしたいのはわかるが非常に無駄が多い。(Suicaのセキュリティ要件が厳しいのでそれと同じような考えがあるのだと推測)
・秘密のパスワードを登録させることに時代錯誤を感じてドン引き

・スマホ利用前提となっている。
※実際の画面をはってみる。あまり違和感はないだろうと思われる。

・PCから使うととんでもなく使いにくい
※実際の画像をはってみる。ほとんどの人が使いにくいというのでは?

・ログイン画面がわからない。
※下記がオフィシャルサイトのTOPだがログイン画面がない。

下にスクロールすると広告バナーがある。これを押す。

上記サイトへ進むを選択する。

ようやくログイン画面が表示される。

私の使い方が悪いだけだと信じたいが、ログインはどこからやる想定なのか?そもそもPCでログインすることをあまり想定していないのか?

・タイムアウトすると楽天銀行に遷移するのにログインできない。


楽天銀行のシステムをつかっているが、楽天銀行よりも改悪されている印象が強い。

まとめ

JRE BANK とあるように「JR東日本」の銀行であり、JR東日本を使う上でのメリットがでるものである。そもそも論でJR東日本を全く使わないのであればただのネット銀行であり、同システムの楽天銀行の方がメリットは高い。

定期代やSuikaチャージによってポイントを稼いでいるひとはViewカードは持っていると思われるのでその変更をしたり、ある程度の年齢になればメイン口座には50万円以上入っている人も多いだろうからその50万円を動かすなどをすることで、旅費などの削減やポイント増などのメリットが得られる。

繰り返しになるがそもそもJRE POINTを使う生活圏内でない人はそこまでのメリットはない。

この記事を更新したらとりあえず50万以上の振り込みとVIEWカードの引き落とし先を変更してみるので、特記事項があれば更新します。

(追記)
楽天銀行から JRE BANK に振り込もうとしたところ、楽天銀行に振り込むという挙動になった。

Viewカードの支払い口座変更は楽天銀行のシステムに遷移したが、JRE BANKでサインインができた模様(タイムアウトの時と違う)
※画面取り忘れた&本当に問題ないか支払い口座確認したいがサイトから見当たらない。

久々にエンジニアブログではなくFP観点でのブログを書いた気がする。いいねがたくさんついたらFPでたまに話をしていることもブログにしようと思う。

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