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ほんまにたのむで。投石したくなってる。

人流より人数。ようやく真っ当な対策か、と期待させた分科会の尾身茂会長だが、その根拠も示さないまま知事らにやり込められて後退した。2年間、日本はこんな連中に牛耳られてきたのか。
当たり前のことだが、オミクロン株とどう向き合うか、という議論は、科学的な知見やデータに基づかないかぎり、意味をなさない。ところが、われわれの生活に甚大な影響をおよぼす感染対策は、科学を無視して決められるらしい。

 東京など1都12県を、まん延防止等重点措置の対象に加えることを、政府分科会が了承した1月19日、分科会の尾身茂会長は「これまでの人流抑制でなく、人数制限がキーワードになると考えている」との見解を示した。さらには、「ステイホームなんて必要ないと思う」と述べたところが、全国の知事たちに噛みつかれたのである。
尾身会長は科学者なのだから、発言の科学的根拠を示せばよかったはずなのに、こともあろうに、全国知事会の平井伸治会長(鳥取県知事)に、「ご迷惑をかけた」と陳謝。その結果、最終的に政府に提言された対策には、「知事の判断により、人流抑制を加味することもありうる」という文章が加わってしまった。

 医師で元厚労省医系技官の木村盛世さんは、

「尾身会長はなぜ人流抑制が不要になったのか、科学的根拠を示さないから、全国の知事も困惑します」

 と言いつつ、加える。

「反発を受け、尾身会長は提言の内容を修正しましたが、ズバリ“人流抑制のステージは過ぎた”と言えばよかった。科学者なら、科学的根拠にもとづいて説得すべきであって、反発されたら内容を変更する、という姿勢からは、尾身会長の科学者としてのポリシーは感じられません」
東京大学名誉教授で食の安全・安心財団理事長の唐木英明氏はこう語る。

「私は尾身会長の発言は当たり前の内容で、間違っていないと思います。これまでと性格が異なる変異株が出てきた以上、対策は変更されてしかるべきです。とはいえ、2年以上に及んだ、人流抑制策からの転換を提起したのだから、これまでの対策への検証が不可欠で、それをせずに発言したから批判を浴びたのです。また、感染が急拡大した場合、若年層は検査せず、とも言いました。高齢者や基礎疾患がある人が確実に受診できるように、という狙いでしょう。重症化率が低いオミクロン株であることを考えれば間違っていない。これも批判されたのは、説明しなかったからです」

 藤田氏も同様に、

「オミクロン株への対策については、潜伏期間やウイルス排出のピーク、致死率等の本質を見極めたうえでの、科学的な説明が必要です。尾身会長の発言は、結果的に正しいと思いますが、どうしてこの対策か、という説明をスキップしてしまっていると思いました」

 と指摘。

ほんとにいい加減にしてくれ。

僕の今の気分は投石したくなってます。

以上

てげてげやっど!