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危険な魅力はワイルド野生

人間にも色々ある。齢(よわい)を重ね、世間の荒波に揉まれるうちに丸くなり、ホンジャラしてションボリし、うだつの上がらないオッペケペーな奴もいれば、どこか危険な魅力を兼ね備えた格好いい大人になる奴もいる。

危険な魅力。それは犯罪に手を染めることや、ヤクルトを毎朝飲んで「俺は毎朝ヤクを決めているんだぜ」とかうそぶくことではない。人を騙したり、ズルをしたり、悪い奴でいるということでもない。こうしたことがカッコいいと思っている奴は精神年齢が幼すぎる。北斗の拳を全巻読み、ハイハイ&バブー時代からやり直せ。アンパンマンをみて善悪について考察せよ。

危険な魅力の正体

年齢を重ねた大人が兼ね備える危険な魅力。それは単に「危うい」だけではない。そこには子供の純真さと好奇心が介在することが必要だ。心のイケメン…それは単に優しいとか、温厚といった枠にはまらない、どこかワイルドな野生のオーラが重要だ。それは内なるBEASTの伝説である。つまり、ワイルド野生こそ、カッコいい大人が放つ危険な魅力の正体なのだ。

そこで今日、俺は君に危険な魅力の根源「ワイルド野生」をもたらすライフハックを紹介しよう。

ドライアイスの超低温がワイルド野生を呼び覚ます

ドライアイス。それは、凍らせた二酸化炭素である。その温度は-78度だったかそんくらいである。超冷たいので、アイスとかケーキとかの保冷剤として、ケーキ屋さんやスーパーでもらったりすることがあると思う。とにかく冷たくて絶対に素手で触ってはいけない。

このドライアイスを水に入れると、ブクブクとすげえ勢いで白い煙を出す。演歌歌手が歌う時とかにさ、ステージの床がモクモクとした煙に覆われる効果とかあるじゃない。あるいは、ねるねるねるねのCMとかでも使われたあの雲ね。ねればねるほどヒッヒッヒッヒッ。

あれは何か? ドライアイスにより冷やされた水が小さな氷の粒になって舞っているのだ。だから白い。二酸化炭素自体に色はない(そして昇華と同時に750倍に膨れ上がっている)。で、この氷の微細な粒子は二酸化炭素を纏っているから、空気よりも比重が重い。だから床にたまって、あのナゾめいたスモークができるというわけだ。すげえな。

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