ズノートの兵たち 7(完結編 ガラス瓶・鞄・武器と肩当て・地面・トップコート):ペイント大全ステップアップガイド
よくぞ来た。ステップアップガイドは、ペイントスキルのさらなるステップアップを狙う君のためのガイドだ。とはいえ、『ショウケース』でやるような、じっくり塗り込みのテクと手順を紹介するものとは違う。
このシリーズで注力すること。それはミニチュアを最小限の手数で効果的にカッチョよく塗り上げ、テンポよく完成させることだ。いかに手を抜くかという単なるスピードペイントではなく、だからといってじっくり塗り込むコンテスト向きペイントでもない。その真ん中だ。
前回俺は、ズノート兵が履いている革ブーツ、小袋、武器(ハルバードと剣)の柄を仕上げた。今回は小物や金属部分、細部を塗りあげ、ベースを仕上げて完成までを追っていこう。
それじゃあ始めようか!
ガラス瓶
ズノートの兵たちは、いずれも形状の異なるガラス瓶を腰から下げている。単なる水筒としてもいいが、わざわざ割れやすいビンに入れて腰に下げるということは、水袋だと変質しやすい飲み物で、急に必要になることが想定されているのだろう。そこで俺は、何らかの魔法的な薬効を持つポーションとして仕上げることにした。
ガラス瓶の塗り込みは、色とりどりの中身を見せる透明なガラス瓶を『ショウケース:聖職者』で、緑と茶色のガラス瓶を『ショウケース:ゴブリンのまじない師』で取り上げてきているが、今回はステップアップガイドということで、手数を抑えつつ見栄えの良い仕上がりを目指してみよう。
ベースコート(フラットペイント)
132【アクアマリン】を水で少し薄め、ガラス瓶全体をフラットペイント。他の2体が持つガラス瓶も同じように進めてくれ。
ここから先は
寄せられたサポートは、ブルボンのお菓子やFUJIYAケーキ、あるいはコーヒー豆の購入に使用され、記事の品質向上に劇的な効果をもたらしています。また、大きな金額のサポートは、ハーミットイン全体の事業運営や新企画への投資に活かされています。