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毛皮をまとう騎士たち 1(モデリングとアンダーコート):ペイント大全ステップアップガイド

よくぞ来た。ステップアップガイドは、ペイントスキルのさらなるステップアップを狙う君のためのガイドだ。とはいえ、『ショウケース』でやるような、じっくり塗り込みのテクと手順を紹介するものとは違う。

このシリーズで注力すること。それはミニチュアを最小限の手数で効果的にカッチョよく塗り上げ、テンポよく完成させることだ。いかに手を抜くかという単なるスピードペイントではなく、だからといってじっくり塗り込むコンテスト向きペイントでもない。その真ん中だ。

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今回俺が制作するのは、マーク・コペルストーンの手がけた傑作にして、ハーミットイン商店でがぜん現役の「毛皮をまとう騎士(5体)」。1体だけじゃなく、セットされてくる5体をそれぞれ仕上げるぜ。

マークは80年代にシタデルミニチュアデザイナーとして、ウォーハンマーのケイオスレンジ(ケイオスマローダー、ケイオスガーズマンなど)をジェスと共に手がけたレジェンドの一人だ。そのマークがグレナディアに移籍後に手がけた名作。往年のシタデル造形を現在に伝える記念碑的なミニチュアたちさ。

今回のシリーズで紹介する様々な実例とヒントは、君が同じ「毛皮をまとう騎士たち」を製作する時はもちろん、彼らと似たような題材を持つミニチュアを製作する時にも必ず役立つはずだ。

それじゃあ、行ってみようか!

ミニチュアのクリーニング

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今回はいずれも一発抜きでパーツ分割はないので、組み立てと呼べる部分はない。ミニチュア組み立て伝説にあるように、パーティングラインとバリをクリーニングし、真鍮ブラシで磨き上げる。今回はさらにTIPSを増やして届けよう。

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