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ペイント大全:ベーシスト列伝 もくじ

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ようこそ!

ミニチュアのいる場所には、当然色々な情景がありうる。ベースデコレートは、ミニチュアの完成度、臨場感、物語性を高めてくれるものだ…。

『ペイント大全:ベーシスト列伝』は、ミニチュアの足元を彩り、作品に奥行きと臨場感、そして物語をもたらす「ベースデコレート」を扱うエントリーを(全てではないが)厳選して収録した買い切りマガジンである。

『ペイント大全:ベーシスト列伝』は、定期購読マガジン『ミニチュアペイント大全』から選りすぐったエントリーをまとめたものだ(『ミニチュアペイント大全』は2017年に創刊された定期購読マガジン。ミニチュアペイントにまつわる広範な題材を扱い、月に2回エントリーが追加される)。『ペイント大全:ベーシスト列伝』は、定期購読型ではなく買い切り型なので、一度購入すれば、収録されたエントリーをいつまでも読むことができる。

ここに収載されているのは、どれも汎用的なテクニックや心得ばかり。オールドスクール・ファンタジーミニチュアはもちろん、SFだろうがミリタリーだろうがヒストリカルだろうが、どんなジャンルのミニチュアにも活用できるし、プラモでもガレキでも何にでも応用できる。

『ペイント大全:ベーシスト列伝』で紹介しているのは、俺の経験則から来ているもので、一つの具体例でしかない。でも、この具体例が、君自身のスタイルを作る上での足がかりになれば、とっても嬉しい。

楽しんでくれ!

籾山庸爾

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● 本書で使う塗料について

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本マガジンのほとんどのエントリーは、ペイントではなく造形と製作を主にしているが、中にはカラーも登場するので言及しておく。ミニチュアペイント大全では、コートデアームズを使って様々な筆塗りペイントテクを紹介しているが、君が望むのであれば、現行シタデルカラー、ファレホカラー、アーミーペインターなどなど、他の水性カラーでもそのまま活用できる(それぞれのカラーには得手不得手があるし、好みもあるだろうが、テクニック自体はそのまま応用できる)。ただし、タミヤアクリルや水性ホビーカラー、アクリジョンは、上記の各種カラーとは塗料の性質が違うから、同じようにはいかない。そこんとこは注意してくれ。

コートデアームズ」は、初代及び2代目のシタデルカラーとして勇名を馳せた水溶性カラー(水性アクリル塗料・水性エマルション塗料)である。俺は長年これを愛用しており、どうしても皆に紹介したかったので、メーカーと話をつけて輸入販売することにした(ハーミットイン商店で購入できる)。

コートデアームズがどんな塗料なのか、どういう特徴があるのか、どんな色があるのか、基本的な使い方や手入れの方法などなど、コートデアームズにまつわる基本的な情報は、無料noteマガジン「コートデアームズ」にまとめてある

テクスチャーサンド伝説

ミニチュアの台座に地面を表現するための基本、テクスチャーサンドによるベースデコレート法を解説。石や茂みの表現法や、特定地形を表現しない「プレーンベース」製作法、情景素材の販売店についても紹介。

ボール紙→石畳奏法

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珍しい工具や材料がなくても、超いかす石畳は作れる。ボール紙とハサミを使って石畳を作ってみよう。

コルクシート→斜面奏法

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高さのコントロールができるようになると、ベースデコレートはさらに面白くなる。コルクシートを使ってベースに高さを出し、断面や表面の仕上げる方法をマスターしよう。

テクスチャーヨーグルト奏法

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コルクよりも緩いカーブをつけたり、地面の凹凸を自在に表現するなら、テクスチャーヨーグルトの扱いに通じておくといい。実感、強度、精密さの3点セットをすぐさま得られる興味深いテクニックだ。

ローリングピン奏法

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グリーンスタッフワールド「ローリングピン」シリーズは、もともとミニチュアのベースデコレート用に開発されたもの。日本ではスケールモデルや鉄道模型のジャンルから広まったこのツールの詳しい使い方と製作のコツを紹介。

水のある風景を作る

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水辺は、ミニチュアのベースを一段と興味深いものにしてくれる。ここでは、水辺のあるベースの作り方を紹介しよう。

■水辺と地面のペイント(特別付録)

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ベーシスト列伝の項目じゃないけど、前項「水のある風景を作る」で解説された水面の仕上げ方はこちらで紹介したので特別に収載する。なお『ミニチュアペイント大全』または『ハーミット・カウンシル』購読開始で、トロールをはじめとした全ショウケースも自由に読めるよ!

乾いた土と枯れ草の表現(特別付録2)

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スクスク伸びる草地だけじゃなく、枯れ草の点在する荒れ果てた地面の製作法も紹介しておこう。今後も数々のベースデコレート法が『ミニチュアペイント大全』で紹介されていく。ぜひ定期購読してくれ!

● これからどうする

次のステップ。それは、メンバーシップだ。

ミニチュアペイント大全

『ベーシスト列伝』に飽き足らなくなったら、あるいは、より細かなガイダンスが必要になったら、大元である『ミニチュアペイント大全』の定期購読をオススメする。定期購読中は過去エントリーも含めて全エントリーが読みたい放題になるほか、月に2回新規エントリーが追加される。

現在の全エントリーは「目次」で確認できる。日本語で読めるペイントテク教書としては、もっとも広範かつ詳細なものであり、その分量は、今後ますます豊かになってゆく。


ハーミット・カウンシル

定期購読マガジン『ハーミット・カウンシル』は、ハーミットイン図書室の中核コンテンツだ。購読することで、『ミニチュアペイント大全』に加え、カウンシル専用のクローズドな特別記事の数々にもアクセスできる。

毎月、ペイント大全の新規エントリー2個に加え、特別エントリー2個の計4個の記事追加を約束しているけど、傾向として、月に8回ぐらいの記事追加がある。つまり、ペイント大全単体での購読よりも、はるかにバリューが良いと言うことだ。

追加されるカウンシル特別記事は、いずれもオールドスクール・ファンタジーミニチュアに関連するものが主軸を占めており、国内シーンにおける情報発信最前線となっている。商店での最新製品情報、アイテムレビュー、ハーミットインの近況報告、ホビーの楽しみ方提案、ミニチュアメーカーやデザイナーとのインタビューなどなど、いずれもカウンシルでなければ読めないものばかりだ。また、1人用ファンタジーアドベンチャーゲーム『デス・オア・グローリー』のサポート記事も展開されている。

ペイント大全のエントリーのみならず、もっとたくさんホビー記事や情報にアクセスしたいなら、『ハーミット・カウンシル』の定期購読がオススメだ。

なお、一部のエントリーは発表からしばらくすると「アーカイブ」として個別有料記事化される。アーカイブされた時点で既に定期購読している人は別途購入せずに読めるが、アーカイブされた月以降に定期購読を開始した人は、それぞれ別途購入が必要となるので気を付けてくれ。つまり、定期購読をより早く開始し、より長く継続するほど、バリューが高まる仕組みだ。むろん、初心の友にこそ読んでもらいたい記事や参照頻度の高いエントリーについてはアーカイブに入らないので、定期購読が本来持つバリューはしっかりと堅持される。安心してほしい。


🔰メンバーシップが一番よい

ハーミットインのメンバーシップ(月額1000円)に参加すると、『ハーミット・カウンシル』や『ミニチュアペイント大全』に加え、ハーミットインの全有料マガジンと全有料記事が読み放題になる。カウンシルと同額で、カウンシルを定期購読するよりも読める記事が増えるのでおすすめだ。


趣味人への道

君がオールドスクール・ファンタジーミニチュアに興味があるなら、『趣味人への道:オールドスクール・ファンタジーミニチュアへの招待』(無料エントリー)を読んでみてくれ。これがどんなホビーなのかがわかるはずだ!

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ハーミットイン商店でミニチュアを集めて
君もファンタジー世界の創造者になろう


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