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デス・オア・グローリー ディープダイブ -4-聖職者(クレリック)とは

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『 DEEP DIVE(深掘り)』と題されたこのシリーズ記事では、ゲームルールや世界観、あるいはTIPSなど、デス・オア・グローリーをより深く楽しむための様々な記事を不定期で連載してゆく。第4回となる今回は、冒険者の称号から、「聖職者」について解説しよう。

聖職者(クレリック)

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クレリックとは、特定の神に仕える宗教者のことだが、特に冒険者として旅をする者をさす。とはいえ、崇める神や聖職者としての位階によりその名前は様々で、プリースト(僧侶)、プリーチャー(説教者)、イニシエイト(入信者)、ピルグリム(巡礼者)と呼ばれることもある。

 その正式な称号がどうあれ、冒険の途にある聖職者は、様々な務めを負っているものだ。ある者は、自身の信仰を試すため。またある者は、聖地巡礼の一環で。あるいは、神の教えに従い、何らかの救済を世にもたらそうとしているかも知れぬ。

聖職者の従う戒律は、帰依する神の属性……善か、中立か、悪か……による。戒律を問わず、聖職者は仕える神から奇跡の力を与えられており、それは多くの場合、癒しの力を伴うものだ。また、「逆目」なる奇跡も存在する。それは、本来の奇跡とは真逆の効果をもたらすものだ。たとえば、傷を癒す奇跡を、相手に傷を負わせるために使うのである。これはたいてい推奨されておらず、「逆目」を多用しすぎた者は神に見放されたり、自身の宗派から破戒僧とみなされ、追放されることもあるとか。

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