テイルズ・アット・ザ・ベイルファイア(5):トーチガード2017からの伝言
焚き火のそばで語ろう
よくぞ来た。『テイルズ・アット・ザ・ベイルファイア』…『焚き火のそばでの物語』は、昨年の第1回ベイルファイア期間中に集中連載されたコラムだ。第5回となる今回は、昨年のベイルファイアにおける入賞タイトル『トーチガード2017』を獲得した岡崎大樹氏から寄せられた記事を掲載する。この記事が、君の役に立てば幸いだ。
それじゃあ、行ってみようか!
はじめに
今年もベイルファイアがやってくる。皆が共に焚き火を囲み、それぞれの作品を披露するミニチュアペイントの宴だ。光栄な事に前回のベイルファイアで僕はトーチガードに選ばれた。そこで、今年のベイルファイアの参加を検討している方々へ向けて、前回の入賞作品を僕がどんな思いで製作したか振り返りつつ、第2回への想いを文章にしてみようと思う。
ところで、僕は昔から、コンテスト入賞のためだけに作品は作らない。意外に思うかも知れないが、もちろん前回のトーチガード作品についてもそうだった。コンテストはきっかけではあったが、その時点で題材としたミニチュアから何を感じたか、それをどう表現するか、そこに夢中であった。
実際、賞の発表の時は大変な名誉だと思うと同時に、他の素晴らしい作品がある中での受賞にとても驚いたのだ。
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