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『岩手・宮城旅行3日目』2022/5/2

最終日は朝イチで動き始める。7時過ぎにホテルをチェックアウト。仙石線で松島海岸駅まで移動。

松島湾を周遊する観光船の第1便まで少し時間があるので、雄島へと渡る。前日の雨の影響で足元がぬかるんでいたのもあって、若干の緊張感あるお散歩。

松島やああ松島や松島や
松尾芭蕉も語彙を失う景勝地。うつくしい。

さて、観光船仁王丸に乗ってしばしの船旅。船はいい。海はいい。天気もよくなって最高だ。

陸に戻ってからは五大堂を見て、みちのく伊達政宗歴史記念館へと向かう。海岸沿いの道路は、観光客向けのグルメ・お土産スポットが並ぶ。

伊達政宗を中心に東北出身の著名人たちの蝋人形がたくさん。政宗の伝記的エピソードを再現した展示が続く。

秀吉の小田原攻めに参上した政宗。

金塗りの十字架を持って死に装束で秀吉のもとへ向かう政宗。政宗の遍歴は司馬遼太郎『馬上少年過ぐ』がべらぼうに面白いのでおすすめ。

歴史館のすぐ隣りにある松島さかな市場でお昼ごはん。まだお昼には少し時間が早かったのですぐに食べることができた。マグロ丼はマグロが2重3重に積み重なっていて存分にマグロを楽しめる。そして生牡蠣。海のミルク。美味。

腹ごしらえを済ませたら伊達政宗の菩提寺である瑞巌寺へ。美しくて良いお寺だった。

さて、松島も一通り観光したので、再び仙石線で仙台駅へと向かう。仙台駅から観光バスるーぷる仙台に乗り換えて、目指すは瑞鳳殿。

政宗公の眠る墓所をお参り。極彩色が鮮やか。さすが伊達者。
地震の影響で、石灯籠があちこちで倒れたままになっていた。

さて、今回の旅の最後の目的地は仙台城跡。ところが、3月の地震の影響で仙台城跡へと続く道路に被害が出てバスが仙台城跡まで行けない。ということで、瑞鳳殿から歩きましょう。広瀬川を渡り、青葉山公園を抜けて本丸へと山を登る。

ヒーヒー言いながら坂を登ってようやく本丸跡に到着。立派な石垣がお出迎え。

仙台城跡といえば、伊達政宗公騎馬像だが・・・。

こちらも地震の影響で現在はこんな状態。

表に回ると観光客用にこうなっている。

さあ、今回の旅もこれで終わり。山を降りたら大町西公園駅から東西線で仙台駅へ。新幹線の時間を待つ間、最後のスイーツをいただいた。

3日目
総歩数約28,000歩
総歩行距離約21km

ずっと行きたいと思っていた東北地方にようやく行けました。2日目の震災遺構を見ると、復興ってのはまだまだ道半ば、というより終わりのないものなんだと感じます。
それでもコロナ関連の行動制限が解除されて、観光は着実に動き始めているのが見えました。ただ、まだやはり外国の方の姿が少なかった。仙台こそめちゃくちゃに都会ですが、少し足を伸ばすと豊かな自然が豊富に残る東北地方は外国からの観光客向けのネイチャーツーリズム/エコツーリズムの可能性がまだまだありそうです。
次の旅行は夏のお盆かな。どこに行こうかしらー?


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