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「動き出す ~Let's Get Going~」オリジナル曲解説
この曲の意味
これは自己愛についての歌です。
たぶん誰かへの愛を歌う歌はたくさんあっても、自分への愛を高らかに歌う歌ってあまり聴いたことないから、オリジナリティあるんじゃないかなと思う。
今歌うのはこの曲しかない、時間が経ったら"私"は変わってしまうから"今の私"のうちに歌わないとって思ったから、早く歌いたかった。
出来立てをお届け!
これは自分の気づきと心の変化の歌だけど、自分をうまく愛せない人みんなに届けたいと思った。
「自分を愛する」のは大事だよっていくら本で読んでもうまくいかないんだよね。なかなかさ。
心の癖みたいなものがある。
ありのままの自分を愛すとか無理だよ。
自己批判は得意だけど。
頭の中で声がするんだ。
たぶん誰かにそう思われているだろう言葉。
じゃあその誰かって誰なんだろうって考えると、別に誰でもないんだよね。
批判ばかりされてると自分を批判することを学習するんじゃないかな。
防衛本能。
先に自分で批判しておく。
冷静な批判は自己分析と改善に役立つけど、根拠のない批判は自己愛を傷つけるだけだね。
あるときの自分は「自分最高!」って思うのに、またあるときは「自分最低!」って思うんだよ。
この落差にやられる。
でもよく考えたら、自分が存在してるのは当たり前って感覚が傲慢なんだよな、って気づいた。
全然当たり前なんかじゃない。
当たり前すぎて忘れてるだけ。
私って私のためにどんなにがんばってきたか。
私がいろんなことを思うから、それを叶えるためにどんなにがんばってきたか。
みんな愛をもらったから今生きてるんだって言葉。
赤ちゃんから大人になるまでにたくさんの人に育ててもらったからそれだけで感謝なんだ、という言葉は正直ピンとこなかった。
でも、自分が自分を見捨てずにがんばってるのに大事に思わないのはおかしいと思った。
自分なんか、じゃなくて、
自分ありがとう!だよね。
この曲の歌詞の中で一番伝えたいところ。
「ずっと待っていた。誰かのこと。
でもその誰かは自分なんだ。」
誰かに愛されるのを待っているんじゃなくて、
自分が自分を愛するんだよ。心から。
自分への敬意。
自分への気遣い。
そんな当たり前のことがやっと分かったんだ、知識としてじゃなく感覚として。
誰かを愛することと自分を愛することは同じ。
誰かが一番で自分は二の次じゃダメなんだよ。
自分が我慢すればいいや、自分はいいや、じゃダメ。
自分をその誰かと同じように愛さないと。
これは自己中とは違うんだよ。
自分を一番大切にしないと。
そしたら自分は喜んで自分が喜ぶことをするよ。
自分が自分を満たすのがまず最初。
そしたらブレない。
曲について
メロディは最初動かない感じ。
歌詞とリンクしてる。まだ動き出す前。
意識してなかったけど結果そうなって良かった。
真ん中の気づきは力強く、そして心が動き出したらメロディも動き出す。
あとは間奏のピアノ、気に入ってます。
なんかどっかで聴いたことある懐かしい感じ。
LYRICS
閉じ込めてた 心の奥底に
見えてるのに気づかないふりして
これでいいんだっていつも言い聞かせた
でも動き出すその時が来たんだね
自分を愛し育てるのは
誰かを愛し育てるのと
変わらぬことだと
☆
ずっと待っていた 誰かのこと
でもその誰かは自分なんだ
やさしく抱きしめて
この手で作ってゆく 今を
鏡の中に映る私
今までとは違って見える
新しい世界へ
☆繰り返し
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