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ファンタジー小説「三界の書」まとめ

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他サイトで掲載している小説をお試しで2万文字程度投稿してます。 以下簡単なあらすじです。(全文は序章の方にあります) <虚無大戦>――― それは神代において封印された虚無神が…
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【お試し版】三界の書 ―銀閃の聖騎士と緋剣使いの少年― 「序章」

■ 序章 あの日、あの場所で  もう少しうまくできると思ったんだけど…………そんなに現…

阿季
1年前

【お試し版】三界の書 ―銀閃の聖騎士と緋剣使いの少年― 「第1話 《1》」

第1話 祭器を追う者たち 《1》リル、落とされる 「あー祭器追跡任務のはずなのに、なんで…

阿季
1年前

【お試し版】三界の書 ―銀閃の聖騎士と緋剣使いの少年― 「第1話 《2》」

《2》彼らの名は? 「それでは私たちはこれで。道中お気をつけて」  軽く頭を下げてラナイ…

阿季
1年前

【お試し版】三界の書 ―銀閃の聖騎士と緋剣使いの少年― 「第1話 《3》」

《3》灰色の獣 「来るぞ」  リュウキが言い終わるのが早いか、近くの木々の間から何かが飛…

阿季
1年前

【お試し版】三界の書 ―銀閃の聖騎士と緋剣使いの少年― 「第1話 《4》」

《4》角持ち  その頃、追われている少年は息が上がり始めていた。しかも、今自分がどこを走…

阿季
1年前

【お試し版】三界の書 ―銀閃の聖騎士と緋剣使いの少年― 「第1話 《5》」

《5》重くない!  川に落ちた二人は水面に浮かび上がると川岸まで泳いだ。岸に上がったリュ…

阿季
1年前
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【お試し版】三界の書 ―銀閃の聖騎士と緋剣使いの少年― 「第2話 《1》」

第2話 ソーラス遺跡・前編 《1》リルの特技?  リルたちは少年の案内で緩やかな流れの川沿いを下流に向かって進み、彼の村に向かっていた。  正直リュウキは服を乾かすためにわざわざこの少年――ハリトの村へ行くつもりはなかったのだが、ラナイが子供の彼をこの森の中で一人置き去りにすることに難色を示したのだ。  仕方ないので送り届けるだけということでリュウキは同意したのである。  そう、そのことについては同意したが。 「任務は二人でいいって言っただろ。ついてくるな」  ラナイ

【お試し版】三界の書 ―銀閃の聖騎士と緋剣使いの少年― 「第2話 《2》」

《2》リル、吹く(ただし未遂)  服を乾かしている間、イルミナが服を貸してくれた。着替え…

阿季
1年前

【お試し版】三界の書 ―銀閃の聖騎士と緋剣使いの少年― 「第2話 《3》」

《3》なくなった剣 「ハリト……? ここにもいないのね」  リルとラナイが雑談していると…

阿季
1年前

【お試し版】三界の書 ―銀閃の聖騎士と緋剣使いの少年― 「第2話 《4》」

《4》女魔族現る  木々の向こうに一直線に並ぶ石柱と石畳が見えてきた。その奥には細長い柱…

阿季
1年前
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【お試し版】三界の書 ―銀閃の聖騎士と緋剣使いの少年― 「第2話 《5》」

《5》大戦と謎の聖者  リュウキは剣を背負うと、さっさと遺跡の入り口に向かって歩きだした…

阿季
1年前
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【お試し版】三界の書 ―銀閃の聖騎士と緋剣使いの少年― 「第3話 《1》」

第3話 ソーラス遺跡・後編 《1》ラナイの特技? 「ソーラス遺跡だ」  そう言ったのは、…

阿季
1年前
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