ハーブ紹介 ハーブの女王ラベンダー
ハーブといえば
ラベンダー(Lavendula angustifolia & L.officinalis)
を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
世界中、多くの人に知られ、愛されているハーブだと思います。
紫の花はとても印象的ですよね!
私が持つ印象は
人々の不安を取り除き心と体の痛みを鎮め平和をもたらす
「ハーブの女王」
今日はそんなラベンダーについてです。
神経を鎮める:不安と鬱に
今のこの不安定な時代にぴったりなハーブがラベンダーです。
自律神経が乱れている、特に交感神経がビンビンになって
リラックスできない〜
そんなあなたにぴったりです。
伝統的に
▷ 不安感
▷ ナーバス
▷ 気持ちが落ち着かない
▷ 気が沈みがち
ラベンダーはそんな心を穏やかにするために使われてきました。
最近の研究では、GABAに影響するからではないかと言われています。
GABAは脳内神経伝達物質で、脳内の興奮を鎮める役目があります。緊張やストレスを和らげ睡眠の質を高めます。
臨床実験でもその効果が認めるものも出ています。
不眠に
神経系への相性抜群なラベンダーは「不眠」にも古くから使われてきました。
上の効能からもわかるように神経を沈めるため
特に「不安で眠れない」なんて時にとても良いです。
伝統的な効能を裏付けるようにいくつかの臨床実験(人・動物)や
よく使われる睡眠薬との比較でもラベンダーは良い結果を出しています。
消化器系も鎮める
消化器系の
▷ 消化不良
▷ 膨張感による痛みや不快
▷ ガス(げっぷやおなら)
▷ 胃腸の痙攣
を軽減するためにメディカルハーブでは使われることがあります。
神経性の胃の痛みや過敏性腸炎など
神経系+消化器系
の不調にも効果が期待できるかもしれません。
痛みも鎮める
痙攣を鎮めたり、痛みを和らげるとも言われ
▷ 生理痛
▷ リュウマチなどの痛み
▷ 消化器系の痛み
▷ 頭痛
などにも使われてきました。
注意事項
比較的安全なハーブですが
▶︎ アレルギーがあるひと
▶︎ 妊娠中は使用を避けましょう
▶︎ 抗うつ剤や不眠の薬との併用は専門家の指示に従いましょう
ラベンダーの精油は内服できません
最後に
ラベンダーの名前の由来はラテン語(lavare)で「洗浄する(To wash)」です。
その名の通り、古くは心身魂を浄化するため
お風呂に入れて使われてきたハーブです。
外用するとリラックス効果に加えて抗菌・バクテリア効果もあります。
まさに心も体も綺麗にするハーブなのですねぇ。
ストレスがたまったなぁて感じたら「ラベンダー風呂」なんてのもいいかもしれませんね!
今日は痛みや不安を和らげ、心の平和をもたらすハーブの女王
ラベンダーについてでした。
質問・感想大歓迎です!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
プロフィール
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