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趣味の本・音楽・映画・アートについて

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本紹介など読書、音楽、映画、アートなど健康とは少し離れた趣味のお話
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記事一覧

読書ノートを活用したちょっと違った読書の楽しみ方

今日は「健康」の話ではなく、久しぶりに趣味の読書についてです。 去年から私はオーディオブックを散歩の間に聞くのがお気に入りです。 犬x散歩x読書 自分の好きなことが詰まった時間です。 基本、私の読書は95%くらい文学(フィクション)です。 以前までは自分の好きな作家さんや本にかなり偏っていた感じでしたが オーディオブックを活用するようになってから 話題作や新しい作家さんの作品をすすんで読む(聴く)ようになりました。 Comfort zoneにいるだけではいかん

アウトプットを取り入れる「新しい読書の習慣」

今日は「健康」から少し離れて「本・読書」についてです。 先日入部した 読書をアウトプットしよう! という本好きな仲間と作る 「note大学読書部」 の活動の一環として  本・読書について、本の紹介 などちょくちょく書いていこうと思います。 note大学読書部について 興味のある方はチェックしてください。 読書部のマガジンです。 note大学内での部活動です。 入部動機1)他の人の意見が聞けるので面白そう 他の人の読書観とか、どうしてその本を面白い(又はそ

【読書感想】思わず笑ってしまうユーモア抜群の小説 『蕎麦ときしめん』 清水義範

”アウトプットしよう!”ということでnote大学読書部の活動の一環として 今日は本の紹介です。 清水義範氏の『蕎麦ときしめん』。 少し古い昭和の本ですが、ご存知でしょうか? パスティーシュ小説と呼ばれるスタイルの作品です。 パスティーシュとはフランス語で「模造品、模造画」という意味で、文学では模造作品という意味 6本の模倣作品を集めた短編集で、清水氏本人の表現を借りると「ちょっと仕掛けのある奇妙な作品集」。一つ一つの作品を読んでも面白いですが、個人的には全部読んで

【読書感想】何とも言えない結末『人間椅子』江戸川乱歩

週一のペースを目標にしている読書感想の記事です。 今日は江戸川乱歩の『人間椅子』です。 ’読書をアウトプットする’ note大学読書部の活動の一環でもあります。 共同で作るマガジンはこちらから 『人間椅子』は、 江戸川乱歩の「変格もの」と呼ばれる怪奇幻想小説の中でも代表的な作品です。 1925年、ほぼ100年前に書かれた短編小説です。 今は、小説だけでなく映像でもスリラー・ホラーなど恐怖への刺激が溢れています。 それでも、はじめてこの小説を読んだときはかなり

[本紹介]漂泊心をくすぐる『深夜特急』沢木耕太郎

先週末、久々に旅行にいきました。 何も決めず、友達の車についてドライブしながら ただひたすら海岸沿いを北に向かう。 あ〜こう言うの久しぶりだなぁと 嬉しくなりました。 BGMは奥田民生さんの『股旅』 懐かしい歌を聞きながら、旅気分をあげます。 『深夜特急』との出会い皆さんはどんな旅が好きですか? 温泉・グルメ・放浪・名所を巡る 私は昔からフリースタイルなのが好きです。 人混みが苦手なのでマイナーな寂れた町や自然などが好みです。 学生の頃から、「西を目指そ

ウンコを再確認で自分を再発見【本紹介】ウンココロ:寄藤文平+藤田紘一郎

寄藤文平さんの絵やデザインが大好きです。 その大好きな絵で「ウンコ」の話が繰り広げられる『ウンココロ』! 私の中で、もうこれ以上ない最強の本と言っても過言ではないのです。 通になるなら、便通がいい。(帯のキャッチコピー) 数字でみたり、エコという観念からみたり、データでみたり、ウンコを楽しく紹介し、汚いものとタブーにするのではなく、”ウンコのなんたるかを面白ろがりながら、ときには真剣にまとめ”(本文引用)られた本です。 「気持ちの中にウンコを戻す」 ウンコは、健康に

【本紹介】 脳の柔軟剤:池谷裕二『脳はなにかと言い訳する』

親友が、「キョウコが好きそうな本を見つけた」とプレゼントしてくれたのが、 池谷裕二さん&糸井重里さんの『海馬』でした。カバーが寄藤文平さん。 彼女の予想通りこの本はツボにはまりまくり それ以来すっかりファンになりました。 池谷さんの本は、どの本もとてもわかりやすく面白いのですが、今日は『脳はなにかと言い訳する』を紹介します。 池谷裕一さんは、東京大学薬学部教授で脳研究者です。 この著書の「はじめに」 「意識できること」よりも「無意識のまま脳が実行すこと」の方がは

【本紹介】やっぱり面白い夢枕漠『陰陽師』

私は怖がりです。幽霊・お化けが(みたことないけど)怖い! でも妖怪は昔から好きでした。 マニアで詳しいわけではないですが、『ゲゲゲの鬼太郎』を見て育った世代ですしね。 妖怪は恐ろしいけれど、少し愛嬌があったり間抜けだったり隙があるキャラクターも多いです。 そしてその妖怪を題材とした代表的なものとといえば、夢枕漠『陰陽師』を私は思い浮かべます。 平安時代、安倍晴明と源博雅のコンビが怪奇事件を解決していくシリーズ かなり有名なので読んだことがある方も多いかと思います。

母の味が加わったスペシャルな料理本

noteを見ていると出会す、手作り料理。 いつも見入ってしまいます。 特にお気に入りがこれ⬇️⬇️⬇️ モンブランパークさんの奥様の手作りお弁当のブログ。 ものすごく素敵です。 私もこんな奥さんが欲しい!ってなります笑 夫婦仲良しのモンブランパークさんの記事はほっこりできるので大好きなのですが、特にこのお弁当シリーズが楽しみです。 いつもこっそりのぞいて、よだれを垂らしています。 家を出て自分で料理をするようになって、 人が作ってくれる料理って本当にありがた

【noteExpo2021】「叶えたい夢」について語ってみる

『noteExpo2021』というイベントが今行われています。 note界の三銃士 ▶︎ 奥田裕之さん ▶︎ のみやさん ▶︎ ないとさん が主催する【夢と応援をつなぐ - noteEXPO2021 『愛・note博」】 と言うことで今日は「叶えたい夢」について書いています。 私は、特に自分の専門分野が健康なので、 『一人でも多くの人に心身ともに健やかであってほしい』 と願います。 そのためにも 「体の働きや仕組みを理解し、自身の体と治癒力を知ってもらい

note大学読書部主催の『読書コンテスト2021春』で部長賞をいただきました!

普段は「健康」を主題でブログを書いていますが 趣味が同じ人と繋がりたい、そしてアウトプットの練習もかねて note大学の読書部に参加して「本」や「読書」についてもたまに書いています。 活動が盛んで、すごい部員数 note大学読書部は⤵️ こちら note読書部主催の「読書ってステキだ」をテーマにした『読書コンテスト2021春』へは先月応募しました。 コンテストなんて学生以来です。 そして結果発表が今月から始まりました。 先々週発表された副部長アカネさんの発表

【本紹介】私の石けん作りの原点:本田京子『お風呂の愉しみ』

先日、とても嬉しいお知らせが。 同じnote大学読書部の祐希さんが私の先週の本紹介の記事を紹介してくださいました。 こちらの記事⤵️ noteの書き方のヒントもとてもわかりやすく説明されています。 祐希さん、どうもありがとうございました! 先週は思い出ある本でした。 そして今回は私に影響した本を紹介しようと思います。 手作り石鹸を日本に紹介した第一人者と呼ばれる前田京子さんの著書『お風呂の愉しみ』です。 衝撃、石鹸は手作りできる!20代始め、私はニキビでとても

とっておきの空間『司馬遼太郎記念館』とニルス・フラーム

今日は土曜日ということで、 「理想の休日を過ごすなら」 あなたのはどんなのですか? 私は、大好きな音楽を聴きながら ✢ のんびりカフェでお茶 ✢ 庭でまったり ✢ 大好きな本に囲まれる ✢ 素敵な建築を楽しむ そしてそれが全て叶うとっておきの空間をご紹介です。 司馬遼太郎ファンはご存知でしょうが、 「司馬遼太郎記念館」 て知っていますか? 東大阪市(大阪府)の住宅街にひっそりとあるのですが 建築は安藤忠雄氏です。 世界的な建築家の安藤さんですが、ベネッセ