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身の回りの発がん物質に注意を(1)

今や、多くの日本人の死因の一位はガンです。2人に一人がガンを発病しています。ガンになる人が多くかつては死に至る病で、本人にガンであることを知らせないことがありましたが、今は医療技術の進歩で、ガンになっても死に至るというわけではなくなっています。それでもガンになれば、大量の検査、多大な苦痛を伴い、治療費も大変なものです。いくら医学が進歩したとはいえ、ガンになれば、大変なことになるのです。できればならなくて済むようにしたいと思います。

ガンの予防が必要であることはわかっているのですが、なかなかうまくいっていないようです。日本人に多い大腸ガン、胃ガンはなぜ起こるのでしょうか。これらの臓器は食べ物の通り道です。私たちの食べる食べ物が関係していると考えられています。特に加工食品に使用されている食品添加物が関与していると思われます。

コンビニやスーパにいって食品のラベルを見てみてください。実に多くの食品添加物が使われています。これらの添加物は、人工的に作られたもので人間にとっての安全性は確認されていません。ネズミなどの動物実験で安全性をチェックしているだけです。怖いことには動物実験で発がん性が確認されているものでも、食品添加物として使われ続けているものも多いのが現実です。これらの添加物が体内の消化器官を通過する時に細胞の遺伝子を変異させてしまい、ガンを発生させていると考えられています。その証拠もたくさん出てきています。使用禁止にすべきと思うのですが、なかなかうまくいきません。困る業者がいるので、使用禁止にできないのが現状なのです。

ですので、消費者はそのことを知って自ら身を守ることがこれらのガンを予防するコツなのです。

ここで、危ない添加物に関して少しお話しします。

大腸ガンの発生に密接に関与している食品は、ハム、ベーコン、ソーセージ、ウインナーソーセージなどの加工肉です。WHOでは、「これらの加工肉を1日に50g 食べると大腸ガンになる確率が 18% 高くなる」と公表されました。

これらの加工肉は豚肉が主な原料です。豚肉には、赤い色素のミオグリビンが含まれています。これは時間と共に酸化して茶色のような色になります。それを防ぐ目的で、亜硝酸ナトリウムという食品添加物が使われています。

ところが、この亜硝酸ナトリウムは肉の中にあるアミンという物質と反応して、発がん物質であるニトロソアミン類を発生させます。それが大腸ガンの原因と考えられています。これらの商品の多くは、ビタミンCを添加していますが、これは、発がん物質であるニトロソアミン類の発生を防ぐ働きがありますが十分ではありません。スパムなどの食品には、ビタミンCが添加されていないものが多いです。これらの食品は、大腸ガンになるリスクは高まりますので、避けたいものです。

市販のハムやベーコンなどの肉類食品でも亜硝酸ナトリウムが添加されていないものもあります。買う前に食品ラベルを見てみましょう。

簡単に整理すると、亜硝酸ナトリウムが添加されている肉類は気をつけましょうということになります。







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