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食事の回数と食事の間隔は?

食事をする回数と間隔は?

多くの方は、健康に良い食事、良くない食事を意識していると思います。
ただ、お腹が空いたからとすぐに食べたり間食をしたりしていませんか?

実は、何を食べるか食べないかも大事なのですが、いつ食べるかもとても大切なのです。

細胞はオートファージーという機能があって、自分の中に傷ついていたり古くなっている細胞があるとタンパク質の不要なものだけを分解してその時点で最も必要な分子に作り替えるのです。これは、細胞が自身をクリーニングしていることになります。このオートファージーは、インスリンが分泌されなくなると働き出すのです。ですから、食事をすることでいつも膵臓から分泌されるインスリンがオートファージの機能を弱めてしまうのです。
ですから

「食事をしてインスリンを絶えず分泌させていると、細胞がオートファージの機能を働かせなくなってしまうので、食事の回数は1回にした方が良い

とオーストラリアのオートファジーの専門家であるフランク・マデオ氏が結論を出しています。
ところがインスリンが分泌されてもオートファージが起動する物質も発見されています。スペルミジンという物質です。ところで、マデオ氏によるとコーヒーによって体内のスペルミジンの量を増やすことができるようですが、たまには良いでしょうが、食事のたびにコーヒーを飲むのはどうなのでしょうか?

さまざまな、研究によると、
完結的な断食をするだけでも効果があるようです。例えば、1週間のうち数日は、16時間は何も食べない飲まないということです。

現代の私たちはいつでも好きな時に食べることができます。
しかし、不定期に何度も食べるのはよくないのです。
1日の食事の回数は2回までにして、可能なら1回までに抑えるのが良いようです。

ところで日本人は、平安時代から江戸時代までは、1日2食だったようです。

多分、日本人の意識が芽生えて、1日2食または1日1食の人が増えたら病院が暇になるかもしれないですね!!   

そうなって、日本人の本当の底力が発揮されるのを願っています。

食べ物を食べると胃腸は収縮する動きをしています。この収縮は、小腸全体、大腸の一部へと伝わっていきます。
食事の後、食べ物が腸まで送られると胃はしばらくの間、休息します。その後、胃は適当な間を置いて収縮を適度に強めていきます。この収縮は腸まで伝わります。お腹が空くとお腹がグーグーとなるのはこの影響です。

この働きのおかげで、胃は綺麗に掃除されていて、次の食物を消化する準備をしています。

胃腸はこのように休息する時間が必要なのです。できれば、毎日16時間程度何も食べない時間を用意して胃腸を休めるのが良いのです。
それには、朝食か夕食を抜かすのが良いでしょう。

私は、朝食を抜いています。抜くと言っても、胃に負担のかからない野菜の圧縮ジュースを圧縮ジューサー(スロージューサー)でコップ1杯分作って飲んでいます。これがすごくおいしくてやめられないです。

最初は、大変と思うでしょうがやってみると意外と簡単です。体調もお腹の具合もよくなって逆にやめられなくなります。つい食べてしまった時には調子が悪くなります。


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