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音楽との距離感

どうも、俺です。

本日は音楽との距離感についてのお話です。

↓本日のBGMは(ブリティッシュ)シーパワー。最近の曲とかじゃないけど、この曲いい曲ですよ。普遍的な良さがあると思う。


皆さん好きな音楽嫌いな音楽、知ってる音楽知らない音楽が色々あるとは思うんですけど、なんで自分はコレを好きになったんだろうか…と考えた時に距離感が近いと思った音楽に惹かれやすいというのは少なからずあるんじゃないかと思った訳です。

1990年代、俺が多感な時期を過ごした時代です。もう30年も前かよ…。
自分の場合は電気グルーヴとかスチャダラパーをきっかけに音楽にのめり込んでいったんですけど、なぜそこから入ってロックとかは後から聴くようになったのかと考えた答えが、その格好に親近感を感じたからではないかと思ったんです。周りにいる人と同じような格好をしてる人が何ともイカした音楽をやってる!っていうのはすごい衝撃的であったんですよ。
逆に言えば、サージェントペパーズの頃のビートルズとかキッスとか、The衣装!っていう感じの人だと当時の自分にはリアリティを感じられなかったからスッと入っていけなかったのかなっと思う訳でありんす。

まぁ今となってはそういう感覚は音楽に対してありませんけど、これと言って知識とかない頃ってそういうリアリティっていうのが大きな割合を占めてたんじゃないかなと思うのです。世代とか時代とかでそのリアリティを感じる部分って変わるとは思うんで、それが音楽の歴史とか流行りの一部分だと思うとなかなか興味深いもんがあるなぁと思ったりして。景気が悪いとパンクとかグランジが流行るみたいな話を聞いた事があるけど、それもそういう側面があるのかなぁとか。

だから…という訳でもないんですけど、自分があんまり聴かない音楽だとか苦手な音楽に対して、そういう部分も楽しむ感覚で聴いたら自分の中のハードルが少し下がるんじゃないかなと思うわけです。例えば自分の場合はハードロックとか苦手だったんでディープパープルとかそんなに聴いてこなかったんですけど、リッチー・ブラックモアのシャツの胸のはだけっぷりがすげぇなとかイアン・ギランって笑顔かわいいなとかって思ったら苦手だと思ってたものがちょっと聴きやすくなったというか。例えば空耳アワーで見たから…で聴き始めてもいいのかも新米。昔ミュージックマガジンで読んだ気がするけど、サブちゃんのライブDVDのレビューで「まるでエレクトリカルパレードみたい」って書いてあって、そういう感覚で音楽に触れるって結構大事な事かもなって思ったんです。

それで言うと、アイドル要素でメタルに対するハードルをグイッと下げるベビーメタルは発明みたいなもんだよなって思いました。

それでは。


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