自己紹介&編入合格体験記
私は令和5年度に日東駒専のとある大学(人文系)から、都内のとある国立大学(社会学系)の三年次編入試験に合格しました。
編入に合格してから約1年が経つということで、
編入をしようと思ったきっかけや編入のための勉強方法編入後のことについてまで、おおまかな流れを書いていこうと思います。
私自身、編入のための情報収集にはかなり苦労した記憶がありますので、
編入に関する情報収集を頑張る方の力に少しでもなれればと思います。
編入をしようと思った理由
私が編入をしようと思った理由は大きく分けて二つあります。
一つ目は、
学歴コンプレックス
です。
私は元々国立大学志望で、編入先とは別の国立大学を受験したのですが
結果は惨敗。
浪人は(仮面浪人も含め)家庭の事情等で不可能だったため、
滑り止めのつもりで受けていた編入前の大学にギリギリで合格し、入学しました。
特別得意なことも何もないと感じていたため
学歴だけでも頑張って良くしなければという気持ちで当時は頭がいっぱいでした。
それでも編入前の大学ではゼミに参加したりすることで
気持ちを切り替えようとしたりしましたが、
それが編入の二つ目の理由、
専攻している学問以外に興味を持つようになった
ことにつながっていきました。
ゼミの先生も仲間も皆優しい人たちばかりだったので編入しようかかなり迷ったのですが、
そのゼミで研究したことが社会科学も絡む内容だったことから
社会科学の方に関心が移っていくようになり、
迷いに迷った結果、編入をすることを決心しました。
受験大学選びの基準
私の編入受験における大学選びの基準は以下の四つです。
・自分の学びたいことがきちんと学べるか
・受験資格を満たすことができるか、編入後の生活で困ることはないか(単位数、金銭的なことといった、勉強以外のことで)
・国立大学か
・家から通うことができるか
一つ目と二つめについては当たり前だろ!みんなそうだわ!と突っ込まれてしまうかもしれませんが、
当たり前だからこそかなり注意して見ていた部分です。
具体的には、自分の学びたいことが学べるかということを調べるために
大学のホームページを見たりお金を払ってパンフレットを請求するだけでなく、
その大学のシラバスの内容や授業で用いる参考書、
その大学の先生方の書かれた本や論文等を可能な限りしらべつくして読んだりしていました。
なんとなく学部・学科名が自分の関心に高そうだから、
あるいは通ってる/た学校の学部・学科名と同じだから多分やっていけそうだからといったフワッとした感覚だと、
いざ入学してみて思ってたのと違うということになってしまい、それが後悔につながるかもしれません。
また、このようなことを調べておくと、
志望理由書を書く際や面接の際に
きちんと説得力を持って話すことができると思います。
志望理由は人それぞれかもしれませんが、
可能な限りこれらのことは
きちんと調べた方が良いと思います。
受験資格に関しては、在籍している/していた学部や学科によって受験できない所があったり、
特定の期間までに何単位以上修得、修得見込みでなければいけないなどの細かい条件があります。
別の機会があれば詳しく書こうと思いますが、
出願のために揃えなければいけない書類なども様々あったり、
編入前の大学で修得した単位を、
編入先の大学で認定してもらう上でのルールであったり、
受験勉強以前に調べたおかなければいけないことも沢山あります。
そのようなことを調べ漏れたりすると、
そもそも受験できなかったり、
受験ができて合格したとしてもその後困ってしまう可能性があったりするので、
結構大事な部分だと思います。
ちなみに三つ目と四つ目は金銭的な事情によるものです(^^;)
受験勉強の方法について
・独学か予備校か
具体的な方法については別の機会に書こうと思いますが、
私は編入予備校に通ったり編入アドバイザーのような方に頼ったりせずに合格しました。
なぜ編入予備校にに頼らなかったのかというと、
単純にお金をかけたくなかったからです!!(あと予備校は一番近くても家から2時間以上かかる場所しかなくて通ったりするのがめんどくさかった)
というのも、編入予備校というのはプランや在籍期間にもよりますが、30万円程度お金がかかります。
裕福な人や、根性があって予備校代くらい稼いでやるぜ!という人、どうしても予備校に入りたい人は入っても良いと思いますが、
私は貧乏人であり、
また、30万円を一年そこら(受験に間に合うようにして予備校に入る)までに貯める根性も自信もなく、
稼げたとしてそのような自分で稼いだ大金を払って入塾したのにもかかわらず受からなかったときのメンタルを想像したら恐ろしかったからという
あまりに情けなく後ろ向きな理由で
独学でやろうと決めました。
詳しくは別の機会に書こうと思いますが、
もちろん予備校に通うメリットや独学のデメリットも沢山ありますし、
他の編入生の話を聞いてみると
少なくとも私の通う大学の編入生の
半分くらいの人は予備校に通って合格しているようですので、
よく考えて決めた方がいいと思います。
オンライン予備校や編入アドバイザーであればもう少し費用を抑えることができるのだと思いますが、
それでもネットで調べたり参考書を買って勉強した方が安いと思い、頼りませんでした。
ですが、予備校の模試は受けた方がいいと個人的には思います。
一回3千円程度で受けられてフィードバックまでもらうことができたり、
他の編入受験生を見て受験の雰囲気を感じることができたり、
貴重な本番に近いアウトプットが行うことができるというお得なイベント(?)だからです。
その予備校に入らずとも受験することができる模試はたくさんあるので、
ぜひ調べてみてください。
いつから勉強し始めたのか
編入学受験では、持っていれば英検やTOEICなどの外国語試験の成績も提出してアピールすることができる所が多いので、
TOEICの勉強もしていました。
その勉強も含めると、
一年生の前期のころからぽつぽつと勉強し始めていた
と言うことができるのではないかと思います。
ですが編入試験そのものの対策を始めたのは2年生の4月頃でした。
一次試験が10月の頭ごろだったため
少し遅めの開始だったと思います。
編入後について
以上のように勉強し
ありがたく合格させていただいたのですが、
合格発表後から入学1ヶ月後がとにかく忙しかったです。
編入学試験に合格すると
普通の大学入試の合格の際に提出するような書類に加えて、
編入生だけ特別に出さないといけないような書類もあります。
その書類を編入前の大学の学生課等で調達することの
めんどくささと気まずさ、
そしてそのような書類の発行や郵送にかかるお金で小銭がちょこちょこ減っていくイライラを乗り越えたかと思えば、
入学後は単位認定のことでまたバタバタと動き回り、
入学して1ヶ月ちょっとでようやく落ち着いて勉強に集中できるようになりました。
よくネット上で、
編入後は単位取るのに忙しくて大変と聞いたのですが
といった質問を見かけますが、
少なくとも私はそうでもなかったように感じます。
もちろん学部・学科や単位の習得状況、教職の習得予定の有無等によりますが、
私の周りの編入生も普通に単位を取り就活も行なえているので、
そこまで深刻に考えなくても問題ないのではないかと感じています。
おわりに
ここまで長々とした稚拙な文章を読んでくださり
ありがとうございました。
今後もより編入に関する具体的なことについて発信していくので、
ぜひ読んでいただけると幸いです。
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