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@heping@fedibird.comで日々ぶつぶつと。日々のごはん作りが仕事。時折山登りをしたり本を読む。

最近の記事

「消滅可能性自治体」で気づいた

 2024年4月24日に「人口戦略会議」が示した「消滅可能性自治体」リストが大きな話題になっています。これは2014年5月に日本創成会議(増田寛也座長)が「消滅可能性都市」リストを発表してからちょうど10年となるもので、今回の「消滅可能性自治体」との異同も盛んに報道されています。  僕の「私論」は、これらの発表内容について、その妥当性を論評するものではなく、「消滅可能性」という言葉が、定義のあいまいなままで広まることに対してのものです。  今回の報道で改めて資料を見返してみ

    • Obsidianの運用(という試行錯誤)

      Evernoteの有料ユーザーとして10年ほど利用していましたが、コストに見合った活用ができていないと感じていました。いろいろ考えた結果、これまでPCに蓄積していたデータ整理と活用を目的にObsidianを導入しました。 【課題】PCのデータをどう活用する?再活用しにくいデータの山 仕事でPC、Mac、linux(ubuntu)、スマートフォンなどを長く使い、「いつか使うかもしれない」と大量のデータをEvernoteに保存してきました。 文書ファイルなどはWordやPDF

      • 「トロッコ問題」を実践的に考える

         先日読んだ『客観性の落とし穴』(村上靖彦、ちくまプリマー新書)。論理的思考から実践へのプロセスが鮮やかでとても印象深く、読後感も含めてつらつらとかんがえていることを紹介します。 客観性とはなにか  本書について、Mastodon(Twitter、現Xはあまりにもヤバいプライバシーポリシー変更が9月末に控えており、それまでにアカウント削除するつもり)にポストした記事がこちら。  客観性だけが重視され、「主観」が軽視される社会というは、本書に拠れば「社会の数値化」と同じだ

        • 誤読とチャットGPT

           もう20年近くにもなりますが、専門の先生を囲んでアリストテレスのテキスト翻訳の講読に取り組む「アリストテレスと現代研究会」という勉強会に参加しています。ぼくは編集者で哲学の専門ではないのですが、集まったメンバーの中では一番の若年者であったこともあり、初めは単なる連絡係、いまのところ事務局という立場でお手伝いしています。  コロナ禍以前は年に2回の合宿を行い、テキスト購読のほか、時には夜を徹して実に多彩な議論を行ってきました。現在は2ヶ月に1回ペースでZoomを利用して講義・

        「消滅可能性自治体」で気づいた

          見切り

          持ち物のいろいろにトラブルが発生しています。なんとか騙しだましやってきていたのですが、見切りをつけることも必要ですね。  5月の下旬、2月に清掃とモーターを交換して使っていた食洗機が煙を吹いてダウン。操作パネルのコンデンサがだめになっているよう。もうこうなってしまうとどうしようもありません。通常なら立川あたりまで出かけて機種選びをしたいところですが、このご時世ではできる限り外出は避けたい。容量は前機種よりダウンしましたが、機種高が低く、キッチンの出窓に置けるということで、A

          見切り

          AIを使う前に

           先日、友人から「タブレットの入力が大変」という話がありました。僕もスマホに変えたときの入力に手間取り、Googleの「Gboard」という入力アプリをインストールして、やっと使えるようになったので、そのことをお伝えしました。  その後、何気なく音声入力というのがあり、それを試してみて、変換精度の高さにびっくり!  実はIBMのViaVoiceとか、音声認識は興味があって(これが実用化できれば、原稿書きとしてはものすごく手間が省ける)いろいろ試してきていました。しかしあまり

          AIを使う前に

          足場をかためる

           連休よりSNSのアカウントを一時停止しています。3月から続く休校や外出自粛による生活の急変、自らの保身のために情報隠しをする政府やストレス発散のために刺激的な情報発信を繰り返すマスコミ、それに踊らされるように右往左往するSNSの言葉にうんざりしてしまったからです。  いま、ちょっと引っ込んだ状態で取り組んでいるのが、これまでストックした各種の情報整理。具体的には本と資料のデジタル化です。  zoom会議で急速に普及したテレビ会議。これって単にリモートワークということだけでは

          足場をかためる

          202001松本行き

           年始の1月3日から5日まで、叔母のいる信州・松本に行ってきました。初めの計画は5日(日)が帰省ラッシュで、それを外して6日に戻ろうと思っていましたが、すでにほとんどの帰省客は5日には戻っているようで、チケットもすんなり取れたし、息子は久しぶりの旅行ではしゃいでなかなか寝ないし、向こうもちょっと風邪気味と、あんまり無理しないで戻ろう…ということで予定変更してきました。  一年半ぶりぐらいの松本。前回は確か夏に「真木共働学舎」に息子と行ったとき。これまで車で行くことばかりでした

          202001松本行き