枯葉葬

ずっとどこか遠く
置き去りにしてしまってる 
人の知る旅の果て
面白い世の中になってきた
なにをやったってすぐに飽和
三日も経てばもう誰も口にしない
足下に降り積もった落葉の下
探していた一つ足りないサイの目

もしも冬の星に生まれたなら
俺もシャロンみたいになれたのか?
誰もがせせら笑う
また一つそれを歌詞にする
幸せにはなれそうもない
最後まで付き合うって言ったけど
もうどうでもいいこれは俺の意思だから

この海をなくしてでもほしい愛はあるけれど
心奪われたその姿形に
委ねるよ 白日の下
すぐ楽になれる すぐ楽になれる

未開の信徒にお似合いの迷信
落葉降り積もり埋もれてく深々
心ん中に冷たく一人でいる
軍艦島が沈没していく

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