ズルい情報の引き出し方

当コラムは『堀江貴文のブログでは言えない話』で連載している内容を週遅れで転載しています

 仕事やらプライベートなどで人から情報を引き出したい場面はあるかと思いますが、必要な情報を得るのは簡単じゃありませんよね。あれこれなんでも答えてくれる人もいれば、適当に答えてはぐらかしてくる人もいます。
 自分も取材などで限られた状況下で相手から引き出すことを求められるのですが、「この件はどう思われますか?」と普通に質問しても思うように回答を得られず困ったりしてしまうことも多いです。

 そんな時は質問の仕方を一工夫しないといけないわけですが、自分が他の方を見て学んだ取材テクの一つに「教えてくださいマンになる」という方法があります。要は質問するというよりかは教えを請う感じのスタイルに変えてみるのですね。
 大学教授なんかには多いのですが、一日の長があったりする人は「教えられる俺はスゴイ」みたいな承認欲求というか教えてあげたい欲が強い傾向があります。なので、自分の知識を教えたい願望をうまく刺激してあげることで、意外とスムーズに情報を引き出せたりします。
 まあ、キャバ嬢的な感じでひたすら褒めまくって相手を気持ち良くする戦術に近いのですが、場合によっては自分が聞いてもいないことまで得意げにあれこれ教えてくれることがあるので便利なんですね。


ここから先は

895字
この記事のみ ¥ 500

活動費として使用させていただきます