失敗しても信頼ゲット

当コラムは『堀江貴文のブログでは言えない話』で連載している内容を週遅れで転載しています


プロジェクトを進めている中で、自分と他者の意見が食い違ったりすることがあります。自分の意見を伝えても決定権がなければ最終的には責任者の判断を仰ぐことになります。それは判断した人に責任があるからですよね。

が、こういうときに「この案でいいですよね?」みたいな同意を求められることって多いです。「一緒に決めたよね!」みたいな共犯関係を作ろうとしてくる的な感じです。たぶん保身的に「あの時、同意してくれたじゃないか」という言質が取りたいのだと思うのですが、責任逃れ感もあるのであまり好きじゃなかったりします。というか、自分の案が通ったのであれば納得なのですが、そこで同意をして責任逃れの道具にされるのは非常にしんどいですよね。

こういうときに会話の上手い人は、よく「それで上手くいくのであれば!」みたいなことを言ったりするので、自分も真似しています。

例えば、とある企業からの依頼でSNS関連の運用代行を行う際、フォロワーを伸ばす案としてA案とB案が浮上。自分はB案を推すものの、相手がA案を譲らないみたいなケースがあったとします。そこで相手がどうしてもA案で行きたいと譲らないなら否定はしません。

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