稼いでいる人の考えは、ある意味で子ども視点なのかも

当コラムは『堀江貴文のブログでは言えない話』で連載している内容を週遅れで転載しています

 最近は仕事の関係上、「お金を稼げる人や仕事ができる人ってどういう考え方をしている人なのか?」という話をする機会がたくさんあるのですが、その共通点を見つけ出すのは難しかったりします。
 というのも、頭がいい人が必ずしも稼いでいるわけではないからです。いくら頭が良くても稼げない人もいれば、言い方が悪いのですがバカでも稼げる人もいます。だから仕事ができたり稼げたりする能力というのは、頭の良し悪しでは測れないのですね。
 もちろん堀江さんの言う「行動をする」という共通項はあったりするのですが、考え方というか脳みそ的な部分ではない気がするのです。

 幸いなことに自分は仕事ができる人たちにたくさんお会いできたので、そこで過去の話を思い返してみたら、稼げる人に共通しているのは“ビジネス脳”が備わっている点。具体的に言えば、「身の回りの物事を無意識にビジネス視点から考えられる能力」を持っている気がするのです。
 でも、稼げる人たちは「そんなの当たり前でしょ?」と考えているので、いちいち説明もしません。なので、同じものを見ても稼げる人はあれこれアイデアを思いつくけど、稼げない人は何もアイデアを思いつかないみたいな状況に陥るわけです。

ここから先は

1,259字
この記事のみ ¥ 500

活動費として使用させていただきます