そのお金は手元に残す必要があるのか?

当コラムは『堀江貴文のブログでは言えない話』で連載している内容を週遅れで転載しています

ちょっと前に、稼ぐ人の特徴に関して取材をしていたのですが、そこでお金の使い方が上手な人と下手な人の違いについて話を聞く機会がありました。

貧乏人の自分としては大きな額とかになると理解できなかったりもしたのですが、そんな自分でもわかるような印象に残るお金の話がありました。
それは、お金の使い方が上手な人は、手元に必要以上のお金を残しておかない計算をしているというものでした。
当たり前のように感じるかもしれませんが、実践している人は少ないのかもと感じたりしています。

庶民的な自分がよく例に出すのは、バスや電車の回数券。東京都の銭湯の回数券も同じくですが、回数券は事前に10枚購入すると11回分利用できたりする「1回分無料になる仕組み」です。

つまり、10回以上利用する予定があるのなら、「まとめ買い」のほうが明らかにオトクなのに「単発買い」を選んでしまう人がいたりします。おそらく、先にまとまったお金が出ていくことに抵抗があるというか、手元にあるお金がなくなることへの懸念からなのだと思うのですね。

ここから先は

714字
この記事のみ ¥ 500

活動費として使用させていただきます