忘れるをビジネスに
コンテンツ業界では「可処分時間の奪い合い」という言葉があるくらい次々と作品が生まれては消費されるコンテンツ過多の時代なのですが、新しいコンテンツをキャッチアップしていくのは大変ですよね。そのうえそれぞれのコンテンツに割ける時間にも限度があるので、例えば、長期連載の漫画などは過去の話を忘れてしまうこともしばしば……。
それが中年ともなれば、余計に物忘れが酷くなりまして。例えば、歴史物の『キングダム』とかみたいに内容が複雑なうえに名前を覚えにくい作品とか、頻繁に休載する『HUNTER×HUNTER』のような作品は、最新話を読んだ時に「あれ、◯◯って誰だっけ?」という感じで忘れてしまっていたりします。
そんなことをとある某人気漫画作品の編集者と話していたところ、「別に忘れてもらって良いんですよね」と言われたりしました。
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