ChatGPTを思考のパートナーとかクリエイティブなアシスタントとして活用してみる

当コラムは『堀江貴文のブログでは言えない話』で連載している内容を週遅れで転載しています

「まだChatGPTを使ってない人は人生を悔い改めた方がいい」
 そんな言葉を孫正義さんが言っていたり、堀江さんがChatGPTを全知全能と言ったことでChatGPTを使いはじめた人も少なくないと思いますが、いざ使ってみると予想以上に使えない……と感じている人もいると思います。
 というのもChatGPTはなかなか思ったように生成してくれないのですね。プログラムやら定型文やら計算式やら、答えが決まっているものならまだしも、答えのないクリエイティブ的なものに関してはまだ苦手なので実務では使いづらいのですね。できても翻訳くらいです。
 自分もChatGPTに原稿を書かせようとしたこともあるのですが、時間をかけて何回もやり取りをしていけばそれなりの原稿は生成されるものの、そうやって何度も生成を繰り返す時間を考えたら自分で書いてしまうほうが早いしラクという事実もあったりします。
 まぁ、全く原稿を書くことができない人にしてみれば、時間をかけても作り出してくれるのは便利だとは思うので、ChatGPTのような生成系AIというのは「人間が行う<AIに指令を出しながら作業したほうが早い」という場合か、「時間をかけて指令を出すと、最終的な出力が人間が作業するレベルより高い」という仕事のみになってしまうと思うのですね。
 なので、ChatGPTはまだ全然使えないと感じる人がいるのも頷けますし、ChatGPTの話題性が落ち着いてきて利用している人が減ってきたとも感じるのです。

ここから先は

863字
この記事のみ ¥ 500

活動費として使用させていただきます