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なぞなぞ的な仕掛けで気になってしょうがなくさせる法則

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☆3行でまとめると
●リモートワークの普及やSNSの影響で「書く」技術に対する需要が高まっている
●文章の冒頭で疑問を投げかけるなど、読者を引き込む技術が効果的である
●「読者の思い込み」を利用することで疑問を持ちやすくなる傾向がある。

「誰かに読んでもらえる文章って、どう書いたら良い?」
 仕事柄、そんなことをよく聞かれたりします。ただ、自分も含め名前のない人の原稿なんて誰も読みたくないのが普通ですよね(笑)。
 本音を書けば、このコラムを読もうとする人なんて少ないと思っていますし、実際に「編集のとかいらない」みたいな感想も送られてきています。とはいえ、そこは仕事。いらないと言われてもやるのがお仕事ですし、そのうえで少しでも読んでもらう気になるための内容を書く必要はあります。
 なので、少しでも読んでもらえるよう、自分はできる限り冒頭に近いところに、「なんで?」と思わせたり続きが読みたくなる仕掛けをします。
 例えば、もしこの原稿を「編集はいらない」という感想を送ってくださった方が読んでくれているとしたら、「あ、自分のことだ!」と思って続きが読みたくなるはずですよね……。この時点でこちらとしてはミッション達成なわけです。
 なぞなぞの質問だけ出されて最後まで答えを教えてもらえなかったらムズムズするのと同じで、どんな人の文章でも「なんか気になるな」「なんでだろう?」と興味や疑問を感じれば、人間はその先や答えが知りたくなるんじゃないかと思って文章を書いているわけですが、そういった仕掛けを冒頭に仕込む方法はたくさんあります。

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