有ることが難しいから「ありがとう」を

当コラムは『堀江貴文のブログでは言えない話』で連載している内容を週遅れで転載しています

「あのPC、バッテリーすぐ切れるよね(笑)」
 これはパソコンが壊れて困っていた知人に自分のPCを貸し、後日使えたか聞いた際に開口一番で言われた言葉。
 知人のためになればいいなと思っていただけに、ダメ出しをされて良い気分にはなりませんでした。自分の心が狭いだけかもしれませんが、このような反応をされると内心「じゃあ使わなくていいよ」と思ってしまいますし、次もこの人のために何かをしたいとも思わなくなるんですよね……。
 個人的な意見ですが、善意に対して難癖つけてしまう人には「やってもらって当たり前」という意識があるのではないかと考えています。しかも身近な人や利害関係があればあるほどその善意に甘えてしまい、余計な一言から始まってしまう傾向がある気がするんですよね。

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