“メディア”が悪いというけれど……

当コラムは『堀江貴文のブログでは言えない話』で連載している内容を週遅れで転載しています

　世間を賑わせているジャニーズ問題。今までは一部メディアやら識者しか扱っていなかったのですが、大手マスメディアから大物芸能人までこの問題を一斉に取り上げてジャニーズ叩きをする風潮になってきたのは、ある意味健全とは言えますよね。
　そういう意味ではジャニーズ事務所内でタレントが被害を受けているのを放置して、犯罪を黙認していた人たちは非難されるべきだと思います。でも現状は知っていても放置していた人、知っていたけど真実かわからなかった人、全く知らなかった人が混在しているので、全く知らなかった人まで叩かれるのは可哀想ですよね……。
　そこからテレビタレントとかにまで波及し「お前らも知っていただろう」と叩かれているのを見かけるのですが、外部の人間はあくまで人伝や雑誌で見聞きした程度。確証のない話を公共の場で発言しても名誉毀損につながるだろうし、干される可能性があるから言いづらいのは仕方がないのかなと。