放課後

2020年は東野圭吾さんにどっぷりつかろうと思う 01

2020年1月11日の話(Facebookの投稿日:2020/1/11)

本に飢えている。ビジネス書ではなく、小説に。
ということで年末から睡眠時間を削って東野圭吾さんを貪っています。
とりあえず4冊読みました。

放課後

放課後

1988年に発売されたデビュー作。
女子校で殺された生活指導の男性教師。犯人は生徒?教師?そして動機は?
放課後にみえる様々な人間模様。
これを20代で書いていたのか?と思うほど、しっかり書き込まれていて、いま読んでも面白い。
ちなみに江戸川乱歩賞で初めて100万部を突破した作品とのこと。

なにわ

浪花少年探偵団

1991年発売。全編大阪弁で展開される短編小説が5つ。
小学校の女性教師と悪ガキ生徒、刑事の3人が面白おかしく絡み合いながら殺人事件を解決していく。
人情話あり、お笑いあり、トリックありで、個人的にはかなり読みやすく面白かったと思いました。
推理小説読んだことない人や東野圭吾読んだことない人は、これから読んでもいいのかも。

ぴえろ

十字屋敷のピエロ

1992年発売。
犯行を目撃するピエロ人形の視点という斬新な視点があって面白いのですが、タイトルもトリックも金田一少年の事件簿っぽく、東野圭吾らしくない作品。
そのトリックを使うために、あえて奇抜な屋敷が出てくるみたいな。東野圭吾の番外編という印象。
全体の流れと最後のオチは本当にスゴイ。

しんざんもの

新参者

2009年発売。加賀恭一郎シリーズ。
傑作。ドラマを見ていたけど、本もめちゃくちゃ面白い。
ドラマがヒットしたので「麒麟の翼」や「祈りの幕が下りる時」は「新参者シリーズ」と言われているけど、実は加賀恭一郎シリーズとしては8作目。
8作目にしてやっと「新参者」。
人形町を舞台にした人情味あふれる短編集。
短編の共通点は1人の女性の死。
短編をすべて読むことで、なぜその女性が人形町に来たのか?なぜ殺されなければならなかったのか?が解き明かされていきます。
4位だけあってオススメです。


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