Weekly Market Size(広告費編)
こんにちわ、偏差値55意識高杉君です。ビジネスパーソンとして市場規模などの代表的なマクロデータは薄っすら把握しておくべきですよね。でもホント忘れますよね、面白いくらい記憶から抜けてく。なぜでしょう。。。
潮流
ネット広告費がマスコミ広告費を超過し、その勢いはますます加速する潮流かと思います。巷に出没しがちななんちゃってマーケターに出くわした経験ございませんか!?私自身は直近よく面接しているので、就活生でデジマやりたいです!と伝えてくれる方が多い印象です。デジマは特に数字に置き換えて考える領域でもあるので、そもそもの市場規模感や代表的なKPIをこの記事でまとめます。
国内市場規模
とても綺麗に端的にまとまってる資料はお馴染みの電通報。
ネット広告費がマスコミ広告費を超過したのは2020年。もっと前に超過しているものだと思っておりましたが、案外直近の出来事なのですね。
【2021年】広告市場全体:6兆7998億円
└「マスコミ四媒体広告費」:2兆4538億円
└「インターネット広告費」:2兆7052億円
└「プロモーションメディア広告費」:1兆6408億円
特に注目ポイントとしては、ネット広告費の内訳にあたる「物販系ECプラットフォーム広告費」:1631億円は今後どんどん増加していきそうですね。EC潜在市場を考慮すると成長の伸びしろは断トツだと思います。
グローバル市場規模
世界と比べると、日本の市場規模はどの程度なのか。
US(225.79bilions)、China(105.25bilions)に次ぐ3番手Japan(42.67bilions)となるようです。日本にはまだまだ伸びしろはあるとはいえ、インドの成長など見逃せませんね。
~翻訳引用~
世界的な広告費は最も重要な問題です。デジタルに加えてテレビやラジオなどのすべての従来のメディアを含む中国の2位の総広告費は、今年の西ヨーロッパの合計支出を1025億5000万ドルで上回り、10210億ドルになります。2024年までに、中国は1,500億ドルを超え、その時点での西ヨーロッパの合計(1279.0億ドル)をはるかに上回りますが、それでも米国の全体的な広告支出(2024年までに3221.1億ドル)を劇的に下回ります。
2017年以来、中国とインドは2つの最も急成長している広告市場ですが、インドは非常に厳しいパンデミック状態を考えると、2020年にはかなり転落するでしょう。インドネシア、メキシコ、ブラジル、インドは今年最もパフォーマンスの悪い国であり、それぞれが総広告費の2桁の減少を記録しています。しかし、来年、インドは世界のトップ10の地位を取り戻し、そこから上昇を再開し、最終的に2024年までに7番目に大きな市場になります。今年のインドの10.2%の急激な縮小は、経済環境が正常化すると大きな飛躍を予感させます。インドは2021年に世界で最も急成長している広告市場であり、30.5%の成長が見込まれます。
国内企業 広告費ランキング
切り口を変えてみると、日本で会社別に見たときのランキングは?
ソニーがTopで、次に意外にも日産が登場するのですね。
KPI
参考KPI。imp、CTR、CVR、CPO、ROAS、LTVあたりは流石にチェケラ。
最後に
WMS(Weekly Market Siza)の第一弾として、まず広告費を市場規模として取り上げました。今後週次で様々な切り口から市場規模を取り上げていきます。
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